私達が普段目にする水着女性といえば日本人、中国人といったアジア圏の中でも東側に位置する女性のものが多い気がしますが、もちろん欧米の白人、最近ではコスプレブームも相まって東南アジア圏の女性を見ることも増えてきたような気がします。
その中において、なかなか黒人女性の水着姿を見ることがないような気がしますが、そういえば黒人女性の肌と水着の色ではどういったものがコントラスト差が出やすいのだろう、と考え記事にしてみました。
なお、お約束ごとと言いますか、当サイトポリシーでもありますが、当サイトは人種、肌の色による差別的な考えや表現は明確に反対しております。学術的な要素を取り入れつつ、人間の目で見た場合の補色の話を交えたものとなっておりますので、あらかじめご了承ください。



肌の色と水着の色を補色で考える

肌の色と水着の色を補色で考える

▲肌と水着のコントラストで着用者のイメージが大きく変わる。

以前、sukumizu.tvの記事で紹介したとおりになりますが、肌の色と水着の色が補色の関係である場合、一番明確なコントラストが生まれるので、モデルと水着が映えやすくなる、ということを解説いたしました。

その上で、日本人の肌の色から見た場合の補色は紺色であると説明しました。

これは日本人の肌の色が明るめのオレンジ系統の色(もっとも日本人に限らず人類が持つ肌の色はオレンジ系統なんですが)であり、その反対側の色にある色が紺色ということで、一番コントラストが出やすい色として挙げました。

黒人と言っても一括りにはできない

それでは黒人の肌の色にとって、コントラスト差が出やすい水着の色にはどういった物があるのでしょうか。
皆さんもご存知のことと思いますが、黒人と一括りに言っても、実際には人種によって肌の色の濃さが変わってきます。
具体的にはモンゴロイド、オーストラロイドと同じ黒人でも大きく分けて2つに分かれますし、さらに細分化すればより多くの人種が挙げられます。
本来であれば人種一つ一つに解説を入れたいところですが、今回は割愛していくつか肌の色のパターンから紹介したいと思います。

黒人にとっての肌の補色は水色系統の色

黒人の肌の色に合う色は水色系統の色

▲上記は2人のサンプルから肌の色に対して水着の色の補色を示したもの。日本人と同様、青系統であり、エメラルド系から水色にかけての色になりやすい傾向にある。

調べてみてわかったことは、黒人の肌の色と補色にある関係の色は、黄色人種における補色の紺色ではなく、水色に近い色をしているということです。
すべての黒人を対象にするのは大変だと思われたので、2人をピックアップしてそれぞれの補色を確認してみました。上図のサンプル画像がその例ですが、サンプルAの場合だとエメラルドグリーン系の色になり、サンプルBの場合は水色系統になります。
これは日本人がオレンジ系統の肌色をしているのと比べ、黒人は同じオレンジ系統の肌色でも深いトーンであるためです。
紺色は主に青と赤を混ぜた色でかなり青色に近い紫系統の色でもありますが、それを明るいトーンにすると水色に近い色になる、ということです。
このことを考えると、私達人類の肌の色は全くもって同じ色の系統にあり、白だ黒だと言い合うのは実に馬鹿馬鹿しいと思います。

ところで肌の色が違うのはなぜなの?

ところで肌の色が違うのはなぜなの?

▲肌の色の違いはメラニンの量によって決まってくると言われている。

少し話を変えますが、私達人類は同じ人間であるにもかかわらず肌の色に違いがあるのはなぜでしょうか。
肌の色に差が出るのは、肌の中にあるメラニンによって決められていると言われています。メラニンには2種類あり、赤系統の色であるユーメラミン、茶色から黒色系統の色を決めるフェオメラニンというものがあります。
肌色の色が濃いほど紫外線を遮断することに優れているため、肌が炎症を起こしたり、皮膚がんになる確率は、肌色が薄い人と比べると紫外線によるダメージは少ないそうです。
高緯度であるほど肌色が薄くなり、赤道直下だと肌色が濃くなる、というのは紫外線量に対して人類が適応してきたから、と言われていますが、実際には同じ緯度であっても濃淡が出ることから一概に地域だけの理由でもなく、遺伝や環境が複合的に重なって様々な肌色が存在していると考えるのが現在の考え方なんだそうです。
実際に私達、同じ日本人でも肌色に差があるわけですから、当然のことと言えるかもしれません。

黒人の競泳水着姿をあまり見ない理由

黒人の競泳水着姿をあまり見ない理由

▲決して黒人は水泳ができない、というわけではなく各国の環境のせいで水泳選手が育ちにくい環境にあると言われている。

冒頭でも少し触れましたが、そういえば黒人の競泳水着を着たところをあまり見たことがありません。もちろん多数の水泳選手がいることは間違いないかもしれませんが、競技の場においては、ほとんど見かけないということを発言している人もいました。
これには理由があります。
水泳競技において競技を行う上でも、選手を育成する上でも必要なのはプールなどの施設、ということになりますが、競技を行うためのプールを建設するとなると多くの資金が必要になります。
黒人の方が多く住まわれる地域においては、スポーツに投資する資金が不足している地域、国が多いため、なかなか水泳のための設備を作ることができず、結果として水泳選手が少ないからでは、と言われています。
もちろんプールは建設するだけではなく、維持も行わなくてはなりません。水温を管理するためのボイラーや消毒など、野ざらしでも大丈夫、ということはありません。

そしてもう一つの理由が生きていく上で泳ぐ必要がないからです。
もちろん日本人だろうが欧米人だろうが極端に言ってしまえば、人間は基本的に泳がなくても陸上生物ですから生きていけます。では、なぜそれが理由で?とお考えになる方も少なくないかもしれませんが、黒人の人々の生活圏では毎日生きていくのに必死な環境にある人達も多くいます。衣食住が足りて教育の一環として泳ぐことを学ぶ機会は彼らにはありませんし、そんな時間があるなら食べ物を得るための行動をとります。ある意味においては悲しい一面とも言えるかもしれません。
しかし将来、黒人の水泳選手が増え、アスリートとして美しい姿を世界中に見せてもらいたいという期待があるので、いつかはそんな機会が訪れると良いなと思っております。

まとめ:黒人の肌の色と補色関係にあるのは人類共通

話が一部、脱線してしまいましたが、私達日本人と同様、黒人の肌の色の補色にあるのは青色系統の色ということがわかりました。
その中でもメラニン色素の沈着による影響によって、同じ青系統の中でも明るめの色に集まる傾向にあるようです。もちろんだからといって、黒人には水色の水着だ、などと言うつもりは毛頭ございません。それぞれ楽しみたい色彩でファッションや水着を楽しまれるのが一番です。
そしてこの記事でさらに知ってもらいたいことは「肌色」という言葉は、日本人だけが思う肌色ではないということです。これはファッション業界、モデル業界をはじめ問題提議され、議論されていることではございますが、同じ肌色でも補色の観点から見れば、様々なものがあるということです。私達が見失ってはいけないものは多様性であるということが、よくわかりました。
また、今は少ないと言われている黒人の競泳水着選手ですが、いつかはより多くのアスリートに世界中で活躍してもらって、私達にもその姿を見せてほしいな、というのが率直なところですし、sukumizu.tvとしては黒人のモデルさんも撮影させてもらいたいと思っているのが本音でございます。

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