- フェチ中級者~上級者
- 様々なタイプの競泳水着について知りたい方
- 競泳水着に対してさらに考察を深めたい方向け
競泳水着といえば、様々なカラーリングはあれど無地またはウロコのようなパターンが浮き出たようなデザインのものを想像される人が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしそれだけではなく、柄物の競泳水着というのも数多く存在します。例えばハートや星型の模様が並んでいたり、エキゾチックなもの、和柄パターンなど実に多彩です。モノによってはディズニーのキャラクターなどがプリントされているものもあります。
しかし競泳水着フェチの人からすると、どうもその人気は無地のものなどと比べて劣っているのが現状です。今回はその理由と、柄物の競泳水着でも感じることができる魅力のポイントについて説明致します。
この記事のポイント
- 競泳水着フェチの世界では、今ひとつ人気に欠ける柄物競泳水着の魅力のポイントを紹介している。
- オークション落札価格で見る人気度、フェチ的視点で見たスペックの違い。
- 衣装としては華やかなものがあり、女性モデルからは受け入れられやすいこともある。
そもそも柄物の競泳水着ってどんなもの?
柄物の競泳水着と言われてもピンとくる人は少ないかもしれません。
日頃、フィットネス目的でプールに通っている人ならよく見る水着かもしれませんが、先述の通り何らかの柄、パターン、あるいはキャラクターで彩られたものが、柄物の水着になります。
水泳競技などでは大会向けに認証されたハイスペックな水着が用いられることが多いのですが、こちらは大会の規定やスペックを追求しているため、無地のものがほとんどです。
それに対して練習用、フィットネス向けの水着は比較的、様々なカラーリング、柄物の水着で溢れていることから、水泳競技では見かけることがないため、競泳水着フェチの人からすれば、ちょっとピンとこない水着なのではないでしょうか。
なぜ柄物の競泳水着は人気がないの?
さて、柄物の競泳水着がどうも競泳水着フェチの人から人気がないのはなぜでしょうか。
実態から考察する人気の度合いから、競泳水着の種類によって考えられることを検証しました。
オークション落札価格で見る人気度
その前に人気のない根拠について説明しましょう。例えばいわゆるミドルクラスで、練習にも競技にも使える水着があったとします。過去にあったものではarenaのnuxモデルがそれに近いと思いますが、無地のものと何らかのパターン(柄)が入ったものをオークションに並べて出品してみたところ、同じモデルであるにも関わらず、無地のものよりも柄物のほうが安く落札される傾向が多いという実態があります。
もちろん、すべてがこの事例に当てはまるとは言えませんが、多くの場合において柄物のほうが低価格で落札されているということは、無地のものと比べて人気がないと考えることができます。
柄物は安価なミドルクラス、エントリークラスであることが多い
柄物の競泳水着は水泳大会などの試合であまり使われることはありません。
いわゆるフラグシップモデルのようなものには柄物の水着がありません。しかし柄物の競泳水着はミドルクラス、エントリークラスというような練習用、フィットネス向けに多く作られています。
生産数が少なく、1着数万円するようなフラグシップモデルからすると、それよりも下位のモデルは1万円以下で販売されていることもあるため、元々の新品購入価格がそんなに高くない、という点でオークションでも値が上がりにくいということが考えられます。そして生産数もフラグシップモデルよりも多数、製造販売される傾向にあることから、必然的にレア度も下がる、ということです。
フェチ的視点で見たスペックの違い
競泳水着フェチの視点で見るとどうでしょうか。
特に着用派からの視点になるかと思いますが、先の説明の通り柄物の競泳水着は基本的に練習用、フィットネス用に販売されています。
フラグシップモデルと違う点は、高速で泳ぐための機能がないという点です。これはどういうことかというと、競泳水着独特の締めつけ感が違うということです。
着用派の方々は(みんながそうでないにせよ)競泳水着の締めつけ感を楽しまれる傾向にあるため、ゆったり目のフィットネス向け競泳水着だと、ちょっと満足のいかないことになってしまう。ということで、人気に差が出るものと考えられます。
競泳水着の着用イメージからかけ離れてしまう
柄物の競泳水着が人気のないポイントの話として最後になりますが、フェチの人が考える競泳水着の着用イメージとかけ離れているため、どうもとっつきにくい、ということが考えられます。
競泳水着フェチの人が考える競泳水着の着用イメージは、無地で無機質を思わせる薄い布に覆われた女性の素体を想像しがちです。女性を感じやすい膨らみの部分でもある、胸やおしりには程よい光沢感があって、ピンと張り詰めた水着がたまらない、という部分で競泳水着フェチの醍醐味を感じることができます。
ところが柄があることで、そうした無機質的なイメージが薄くなり、光沢感もあまり感じられなくなってしまうと、魅力に感じていた大部分がかけることになり、確かに競泳水着ではあるけれどなんだか違う・・・と考えてしまうようです。
フェチ以外の人にとっては少々、身勝手な理由かもしれませんが、こだわりの部分が欠けることで柄物の競泳水着が敬遠されてしまう、ということは不思議な話ではありません。
人気なんて関係ない!柄物競泳水着の魅力
そんな今ひとつ競泳水着フェチからはなかなか見向きのされない柄物の競泳水着ですが、他にはない魅力というのも確かに存在します。
どういったところに魅力があるのか説明致します。
衣装のような華やかさ
柄にもよりますが、無地のものと比べて大きな違いは華やかさがあるということです。
90年代を中心に一世を風靡したレースクイーンブームのときのような衣装としての華やかさを感じることができます。
多くのパターンや柄があるため、何を着てもオリジナルのようにも見ることができ、斬新さ、目新しさという点においては、非常に魅力のある一面です。
女の子に着用してもらいやすい
以前の記事でパートナーなどの女性に水着を着てもらうにはどうすればいいかという解説記事を紹介しました。
どうしても女性にとって競泳水着は露出が激しいものである以上、別に好きでもないのになぜ着なければいけないんだ、というのはよくある話です。スポーティーなデザインであるため、可愛いともなかなか言えない部分もあり、抵抗のある女性にとっては着用する理由がありません。
しかしフィットネス向けの柄物の水着であれば、可愛いデザインのものも数多くあります。
元々水着に抵抗がありそうな女性でも着用してもらうことを考えてデザインされているので、水着に抵抗のある女性にとっては着用に対するハードルが低くなるかもしれません。
この点、着用してもらいた水着を一緒に見て考えることもできるので、そういった点では柄物の水着の利点とも考えることができそうです。
例外的に人気の高い柄物の競泳水着もある
これまで柄物競泳水着の人気がない理由と、しかしながら魅力があるということについて解説いたしました。
人気がないとは言え、一部のモデルは人気の高いものがあり、こちらは例外的にオークションでも相場から見て高値で取引されることもあります。その一例を見てみましょう。
asics ALS1200
2008年6月より発売が開始されたasics製の競泳水着で、胸元のコスモス柄が特徴的な一枚です。レーシングモデルでありながらカラフルな水着でレア度が高まっています。
arena ARN-6027WH
人気の高いnuxの初期モデルということもありますが、柄の入ったもので非常に美しいカラーリングであることから人気のあるモデルと考えられます。
MIZUNO 85OD-80009
2010年発売のモデルで、水泳の日本代表モデルに近い(代表モデルは「JAPAN」の文字が入る)ためか、レア度で言っても人気の高いモデルです。
まとめ:柄物の競泳水着にも目を向けてみよう
競泳水着フェチの人にとって光沢感の強いモデルが至高であるという考えはそのとおりであると思っておりますが、何も競泳水着はそれだけではありません。
様々なモデルが販売されている中で、女性からも愛されやすいもの、あるいは華やかで、なにかのハイレグ衣装的なものも多く存在しています。
もう同じような競泳水着ばかりを見て飽きてしまったという方や、新しい世界を知りたいという方はぜひ柄物の競泳水着にも目を向けられてはいかがでしょうか。