- フェチ上級者
- 白アシのモデル詳細、違いについて知りたい方
- 競泳水着への考察を深めたい方
競泳水着の中でもレジェンド級と言われる水着があるとすれば、X-FLATの他にasics製の競泳水着、ALS-85Tが挙げられるのではないでしょうか。
この水着はいくつかのカラーバリエーションが存在しますが、その中でも白は透けるということで有名となり「白アシ」の愛称で競泳水着マニアから親しまれています。
しかし実際に手に入れなければ、その透け具合というのがわかりません。
今回はそんな白アシはどこまで透けるのか、ということについて説明いたします。
この記事のポイント
- 白アシと呼ばれる競泳水着の中で一番透けるのがALS46Pだという。
- 他のアシックス競泳水着と比べてみて生地素材に違いがあることが判明。
- 着用したときにくっきりと、かなり乳輪が透けるように見える。
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4種類の白アシを確認してみた
白アシと一口に言ってもいくつかのモデル、型番があることを確認しています。
今回は弊サイトで保有している下記モデルについて確認してみました。
この中でもALS46Pは型番はP2と言われるもので非常に希少性の高いものとなっています。
一番透ける!ALS46Pの場合
結論から言ってしまえば白アシと呼ばれる競泳水着の中で一番透けるのが、このALS46Pになります。
P2と呼ばれるモデルで、一般的に知られているものは白地にピンクのラインが入っているものですが、参考の画像は全部白という他ではあまり見かけないタイプです。
なぜ一番透けるのか、と調べてみたところ他のasics競泳水着と比べてみて生地素材に違いがあることがわかりました。
他の白アシは発色の良い白色で、触った感じもつるつるとした競泳水着がもつ質感でしたが、ALS46Pはつるつるというよりさらさらという感じの触感で、同じ白でもマットな白さです。
そのためか着用したときにくっきりと、かなり乳輪が透けるように見えます。
水に濡らしたときは、ぴったりと身体に吸い付くことで、何も着用していないかのような見え方になります。
現行モデルに近い透け感のあるALS55Tの場合
ALS55Tは現行の白アシに近いイメージがあります。
それもそのはずALS55Tの素材はALS85TとALS86Tと同様の素材が使われているからです。
ロゴの形状がALS46Pと同じように見えますが、こちらの水着のロゴは黒のラインで縁取られているように見えます。
ALS46Pと素材が違うということと、ロゴの違い、そして背中のデザインに違いがあり、間違いやすいかもしれません。
現行タイプのALS85Tの場合
現行モデル(ただしasicsブランドとしては一般的に流通していない)であるALS85Tの白アシの場合、透け具合としてはしっかりと透けているものの、その度合はALS46Pと比べるとおとなしく、ALS55Tと同等のようにも見えます。
この見え方は乾燥状態での見え方になりますが、濡れるとよりはっきりと透けやすくなります。
現行モデルであるALS86Tの場合
こちらもALS85T同様、現行モデルであり、デザインの大きな違いは両サイドに色の入ったラインが入っているということと、ロゴの位置が違うというところです。
透ける度合いを確認してみたところ、ALS85Tとのデザイン違いであることから、生地というよりは色が入ったことによって、従来の白アシのような透け方には見えない、というのが大きな特徴でしょうか。
あとでも述べますが、ALS85Tと同じ素材で作られた水着であるため素材から見た場合の透け方としては同一ですが、他の色が差し色として入ったが故に、見た目上は相対的にあまり目立たないような透け方をしているのが特徴的です。
白アシの素材別で比較してみた
どのモデルがどの程度透けるかということは、これまでの説明でご理解いただけたと思います。
見た目の透け方としては
のような比較になります。
同じ白アシと呼ばれる水着でも透け方に差があるのは、先述の説明でALS46Pとそれ以外では触った感じでも素材感に違いがあることを説明いたしましたが、生地の素材にあります。
ALS55T,ALS85T,ALS86T→ハイドロCD
ALS55T、ALS85T、ALS86T、これらの水着の生地はいずれも
- ポリエステル 70%
- ポリウレタン 30%
という素材の割合で作られている水着です。
これはasicsの基本素材であるハイドロCDと呼ばれるタイプの生地です。
ハイドロCDは競泳競技における場面で、水の抵抗を減らすべく生地を薄く緊密にし、表面をフラットに仕上げた生地のことです。水を吸いにくくするためのポリエステル繊維を採用したことにより、水中でのフィット性を高めてくれています。
ハイドロCDの水着が光沢感にあふれるのは、カチオン染料によるもので、耐光性に優れているのが理由に挙げられます。
先述の説明の通り、生地としてはつるつるとした質感が特徴的です。
ALS46P→P2(ピーツー)
今回の調べで一番透ける白アシとして紹介したALS46Pは
- ポリプロピレン 80%
- ポリウレタン 20%
という素材の割合で作られています。
ハイドロCDと大きく違うところはポリエステルとポリプロピレンの違いではないでしょうか。
P2はハイドロCDと同様、水の抵抗を減らすためにasicsが採用した少抵抗素材のことですが、水よりも比重の軽いポリプロピレン繊維を採用しています。
素材のコンセプトとしては「水を弾き、滑らせ、水に乗ったイメージの泳ぎにつながる」というものがあるそうで、こちらも水中でフィットするように作られています。
素材がポリプロピレン繊維となっているためか、触った感じがハイドロCDとは違い、どちらかと言えばサラサラしたような手触りがして、光沢感のないマットなカラーリングであることが特徴的です。
白アシと他の白い水着との比較した場合
白い競泳水着は基本的に透けやすいと言われておりますが、他の白い競泳水着と比較したときに差があるのか、どの程度透けるのか、という点について画像を交えて説明いたします。
speedo SD48A52Aと比較した場合
真っ白という意味では同じ白い競泳水着であるspeedo SD48A52Aと比べた場合どうなるのでしょうか。
SD48A52Aは確かに白い水着ですが、着用してみても乳首の浮きは確認できるものの、乳輪が浮いて見えるようなことにはなりません。
これは生地が持つ性質もありますが、反射色の強いオフホワイト系の色であるため、あまり透けることはないのではないかと考えられます。
arena FAR-1501Wと比較した場合
arena FAR-1501Wの場合も同様で、同じ白い水着ではあるものの、白色の違いによって水着表面の光反射が変わるため乳輪が見えるには至っていないように見えます。
こちらの水着の場合は、水流をコントロールするための溝が入っていますが、そのことで透けやすさへの影響はないものと考えられます。
生地もある程度の厚みしかないものの、白色の種類によって乳輪の透けは確認しにくい状態でした。
白アシはどこまで透ける?
素材の違いによって透け方がかわるということがわかりましたが、白アシはどこまで透けるのでしょうか。
乾燥状態の場合
水着が乾いた状態でも胸の部分が透けるのはよく知っていることかと思いますが、これは胸の部分に裏地がないためです。
白アシは透ける競泳水着として有名ではありますが、だからといってコスチューム的な水着というわけではありません。
れっきとした競泳水着メーカー製造による水着であるため、下腹部の裏地(クロッチ)はしっかりとついていて、その部分が透けることは基本的にありません。
水に濡れた状態の場合
乾燥状態でも透けやすい白アシですが、水に濡れると確実に透けてしまいます。
胸など裏地がない部分はまるで裸を見ているかのように透けてしまいますし、身体へのフィット感がさらに高まる事で、おなかやお尻もあらわになってしまいます。
大きな特徴として挙げられるのは、裏地のある下腹部分も透けてしまうということです。
性器が直接的にあらわになるということにはなりにくいのですが、陰毛などは浮かび上がってしまうほど透けてしまいます。
もし着用される際はこのことを頭に入れておいたほうが良いかもしれません。
まとめ:白アシにはいくつかのモデルが存在し、素材によって透け方が変わる
絵師の方が描く、女の子が着用した白い競泳水着で、水に濡れて透けさせたような表現があるのはきっとこの白アシによる影響が大きいものと考えられます。
白い競泳水着は透ける、と一口に言っても透け方は様々であり、特にほかメーカーの競泳水着で白アシのような透け方をする水着は確認できておりません。
となると、白アシこそ「競泳水着は透ける」という先入観を多くの人々に影響を与えた水着であるかもしれません。
その白アシ一つとってもいくつかのモデルが存在し、素材によって透け方が違うということを覚えておくといいかもしれません。