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Stable Diffusionはさまざまな表現を行うことができる人気の高いディープラーニングのtext-to-imageモデルです。
おそらくこの記事を読んでいただいている方も実際にStable Diffusionを触っている方が少なくないと思いますが、今回はStable Diffusionを使ってフェチ系の画像を制作している方に、よりフェティッシュな表現を行うことができる光沢系プロンプトを紹介いたします。
ポイント1:光沢感のある肌の表現
よりフェティッシュな表現に仕上げるのに適当なものがあるとすれば肌に対して光沢感のある表現を加える方法があります。
相性の問題からいくつかのCheckpointsで表現が難しいものもありますが、いろいろ試してみて最適解を見つけるのがいいかもしれません。
油っぽい肌、ということで肌にぬるっとしたような質感が加えられます。あくまでぬるっとした感じだけになるのか、光沢感が強く表現されない場合があります。こういった時は重み付けを足すか、後述のプロンプトと併用することで表現したいものが再現されることがあります。
ただし重み付けを行う場合、必要以上に行うとジェルのような液体がついたり不自然になることがあるので要注意です。
つややかな肌という意味を持つプロンプトです。肌表面がつるつるになるような感じになります。先程の「oily skin」と組み合わせることで、よりぬめっとした質感が得られることがあります。「gleaming skin」だけだと、つるつるのきれいな肌となり大きく光沢感が生まれないこともありますが、組み合わせて使うかは全体のバランスを見ながら使用する方がいいでしょう。
こちらのプロンプトは直接的に肌に光沢感を与えるものではありません。肌をより高精細に描くという点で、きれいな質感を得られるというのものになります。言うなれば肌の下地を作るようなイメージです。上記のプロンプトと組み合わせて使うといいでしょう。
ポイント2:光沢感のある衣装の表現
光沢感は肌だけでなく衣装に対しても施すことができます。衣装そのものの光沢感もそうですが、素材感を変えるプロンプトもありますので表現したいものに対して、どういった表現を取り入れるのかが肝になります。
なおこちらも相性の問題で使用するCheckpointsによっては再現が難しい場合もあります。
衣装の表面に光沢感を取り入れるプロンプトです。基本的に素材感が損なわれることなく活用できるはずですが、物によっては難しいこともあるかもしれません。ラテックス、ベロア、サテン、スパンデックスといった生地のプロンプトを組み合わせて使うイメージになると思います。
衣装表面をゴム系のラバー素材で仕上げたいのであれば「latex」は有効です。ただし気をつけなくてはいけないのが、水着などと合わせて使うとキャットスーツのような表現になったり、袖付きのレオタードになることもあります。その時は「High-leg swimsuit」といった水着の形状を示すプロンプトでカバーしながら使うと成功することもあります。
濡れた質感を得られるのがこのプロンプトです。表面が濡れたような表現をしたい場合は使ってみるといいかもしれませんが、プロンプトを配置する位置や他プロンプトの兼ね合いでうまく機能しなかったり、逆に衣装だけ濡らすつもりが全体を濡らしてしまったりとコントロールが難しいことがあります。衣装と合わせて強調表現をしてみるなど工夫が必要なプロンプトです。
フェティッシュな表現は「光沢感」をうまく活用しよう
競泳水着にしてもラテックス系の衣装にしても光沢感によって見え方が大きく変わることは言うまでもありません。
光沢系プロンプトは指定しない場合とで仕上がりに差が生まれます。
特にフェティッシュな表現を行いたい方にとっては、Stable Diffusionなど画像生成AIを利用するときに覚えておくといいでしょう。