- フェチ初級者~中級者
- 競泳水着以外でも人気のコスチュームを知りたい方
- フェチを中心とするモデルなど表現者の方
競泳水着の人気が水面下で起こり始めたのが2000年代とするならば、それが花開いたのが2010年代といっていいでしょう。
フェチ的な観点で見れば同じように身体にぴったりフィットする衣装としてはレオタードが挙げられますが、実はこれまで競泳水着ほど人気が高くなかった、というのが実情でした。
しかし2020年代に入り、競泳水着人気が一段落したということ、新興のブランドによるマーケティングによってにわかにレオタード風の衣装にスポットが浴び始めているように見受けられます。
そこで今回はコスプレ撮影会で使いたいレオタード系コスチュームについて解説いたします。
そもそもレオタードってどういうものなの?
レオタードと聞けば真っ先に思い浮かべるのは新体操などの体操競技ではないでしょうか。
あれこそまさしく正統派(という定義があるかは不明ですが)とも言うべきレオタードであり、競技を行う人達にとっては大事なものです。
レオタードの歴史や目的、水着との違いについては下記ページにて解説しておりますので、併せてご覧ください。
レオタードにも競技用と練習用の2種類がある
アーティスティックスイミング同様、特にリボンやボールを使うような種目では演技の華やかさを演出することもあります。
そういった観点でレオタードそのものに宝石を散りばめたようなデザインが施されることも珍しくありません。
方やオーソドックスなツーウェイ記事だけで作られたレオタードもあります。
こちらは練習用として用いられることが多いです。
特に華美なレオタード、ガラス素材が散りばめられたようなものは使用すれば使用するほど痛みや損傷の可能性が出てくることから、あくまで試合用として使われるのが一般的だと考えられます。
形状としてはさまざま
競泳水着にあまり見られない点としては、形状が様々というところではないでしょうか。
袖のないノースリーブタイプ、長袖、7部袖、3部袖など袖の部分で見てもいくつかのパターンがある他、腰回りにはフリルがつくこともあります。
近年では性に対する世の中の考え方に変遷があることから、全身タイツのようなユニタードタイプが用いられることも珍しくありません。
フェチ的観点で見るレオタード人気
最初にコスプレとして、フェチ的な観点としてレオタードの人気について触れました。
その上で、弊サイト調べではざっくりその人気度はその年にもよりましたが、競泳水着が8だとすればレオタードの人気は2程度と、あまり人気が振るわなかったのが実情です。
ただ2020年代に入ると、これまでの競泳水着の人気が成熟期に入っており、ユーザーが新たなものを探し始めているということも考えられます。
そんな中で新興ブランドである各社がレオタード系のものを衣装として提供し始めたことにより、その人気がにわかに出始めています。
もっともコスプレ衣装を提供するメーカー側がこれまでにレオタード系のものを作ってこなかったわけではありません。
ウォータースポーツで使われる水着にはロングスリーブタイプのものも確かに存在はしていたので、売り方として袖付きの競泳水着コスチュームとして売り出していただけで、実態はレオタードそのものです。
あくまで形状としての人気はなかったものの、2020年代に入るとかえってこれらが新鮮に見られるようになった、ということだと考えられます。
コスプレで使いたいレオタード系ブランドにはどういったものがあるのか
次にレオタード系の衣装を提供するブランドにはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
ただし弊サイトで解説している通り、水着的な機能を有しない(クロッチがついていない等)については、コスチュームとして分類しているため、この場では袖付きのレオタードという点に限って紹介したいと思います。
LEOHEX
2010年代当初は他ブランドの模倣品を格安で製造販売している側面がありましたが、現在では独自路線のデザインを取り入れるなどブランド作りに性を出しているイメージの強いメーカーです。
登場当初もロングスリーブの競泳水着として販売しているものがありましたが、現在ではカラー展開、細部のディテールにこだわりを感じる部分があり、初心者でも手を出しやすい価格帯でありながら、しっかりとしたレオタードを作っているという印象です。
AMORESY
LEOHEXと同じ中華圏のブランドでもしかしたらLEOHEXの姉妹ブランドか?と思わせるほど、展開するアイテムが似ていたのですが、実際には別会社のようです。
現在は存在感的にLEOHEXと似ているものを出しつつも、レオタードにも着目したコスチューム制作を行っています。
HIRO GATO
現在のレオタードブームを築きつつあるという点においては注目のブランドです。
競泳水着サイトとレオタード・全身タイツタイプ(ユニタード)とサイトを分けている点はわかりませんでしたが、もしかしたら客層の違いであることを把握していてあえてこの形にしている可能性はあるのかなと思います。
一般的なツーウェイ素材だけでなく、エナメル系や箔生地素材を活用した大胆なレオタードを数々展開しています。
部分的にカスタムオーダーも可能な点は、このブランドならではといったところでしょうか。
やんちゃなおじさん
なかなかユニークなブランド名ですが、タグにそのように書いているので本当なのでしょう。
初期の頃はヤフオクを中心に展開していましたが、現在ではAmazonなどの一般流通でも手に入れることができるようになったブランドです。
生地の性質が非常に安価であることを感じさせるため、耐久性や縫製については課題が残っていますが、プリントされたデザインを武器に一気に展開が始まったような印象を受けます。
サイバー風のデザインで風変わりではありますが、華やかさもあり、これからの展開が気になるブランドの一つです。
これからの撮影会衣装としてレオタードという選択はいかが
先の説明にも触れましたが、競泳水着と呼ばれるものはどうしてもその人気が10年、20年と続いてしまったため、フェチ的な観点で言えばなくなることはなくとも、最盛期を超えればいったんは落ち着いてしまう低迷期に入ってしまうことは考えられます。
競泳水着、または競泳水着風のコスチュームは、これまでのファンを大切にするという意味では外せないアイテムですが、あえてレオタードという選択も視野に入れることでモデル活動の可能性がぐっと広がるのではないでしょうか。
今後のブランド展開にも期待したいところです。