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http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20130514/1049238/?ST=life&P=1

(引用元:日経トレンディネットより)



「おむつカバー」がスクール水着メーカーの原点だった

今やスクール水着メーカーとして名を馳せるようになったフットマーク株式会社。
水着はもちろん、水泳帽子など学校用水泳用品の製造卸を主な事業とするメーカーで、水泳帽子の売上で見れば国内シェアの50%以上、スクール水着は18%を占めるなど業界ではトップクラスのメーカーです。
しかし、元々は水泳に関わる事業を行なっていたわけではなく、1946年創業当時は「おむつカバー」の製造を行うメーカーでした。
「おむつカバー」は赤ちゃんのために使用する必須アイテムでしたが、夏場は蒸れるといった問題点があり売上が落ちはじめ、米国産の紙おむつに圧倒されるなどその需要は下がる一方でした。
そこで生まれた新アイテムが「水泳帽子」でした。

「おむつカバー」と同じ縫製技術で生まれた「水泳帽子」

「おむつカバー」は排泄行為の調整が難しくも、発育目覚ましい赤ちゃんが使用するもののため、伸縮性と防水性に優れたアイテムでした。
そのため素材も伸縮性と防水性に富んだ2枚の生地を組み合わせて作られていたそうです。
その技術を他で活かせないか、と考えていたところ出てきたアイデアが水泳帽子でした。
面白い話ですが、フットマーク社現会長(本記事執筆時)がおむつカバーを頭にかぶってみたところ、思いの外フィット感があり、被り心地が良かったと、同社広報室からコメントがあります。
真面目に語られる話ですが、新しいアイデア、新商品が生まれる瞬間というのはこういうものかもしれません。

現在のフットマーク社と現代

こうして1969年に水泳帽子の製造開始を皮切りに、1977年にはスクール水着の製造をスタート。以来40年近くスクール水着の製造販売を手がけています。
しかし、昨今においてその市場に変化が表れ始めました。

以前は制服と同じように学校が指定するいわゆる指定水着が存在していました。
しかし10年ほど前から「紺もしくは黒ならなんでも可」という形状にこだわらない水着自由化が地域レベルで進むようになりました。
このため指定水着が売れなくなり、生産を止めるメーカーが続出したと言われています。
現在ではスクール水着を手がけるメーカーは3社程度となり、色が限定されるスクール水着はデザイン、または性能でしか差別化を図ることができなくなりました。

このことから従来のスクール水着の減少、それに伴うメーカーの生き残りの難しさ、というのが浮き彫りになりました。

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