現在のところ競泳水着と言えばハイレグのものが主流というわけではなく、スパッツ型が主に使われるようになりました。
フェチ的な認識で言えば、ハイレグではなくスパッツ型はどちらかと言えばタブーと言うか敬遠される対象でしたが、ここ数年においてはスパッツ型競泳水着のフェチを自認する人も増えてきたように思います。
今回はスパッツ型競泳水着の魅力や当サイトで紹介している画像、収録している写真集も交えて説明いたします。
この記事のポイント
- スパッツ型競泳水着のフェチが増え続けている背景を考察している。
- ハイレグタイプが主流だった時代は過ぎ去り、競泳水着がスパッツ型のものということは普通になりつつある。
- 時代を経て徐々に認識が定着していったのではないかと考えられると筆者。
スパッツ型競泳水着が登場し始めたのはいつ?
現在ではフェチ界隈でもスパッツ型競泳水着の人気が上昇し始めています。
ではスパッツ型の競泳水着がいつ頃出始めたのか、その歴史についてですが日本国内で初めて登場したのは1999年6月。全日本選手権で使われた「レッグスーツ」が最初になります。
既存のハイレグ形状の競泳水着とは違い、脚を覆うタイプのもので生地は1999年2月に登場した「アクアブレードⅡ」が採用されています。この水着が100m、200m自由形で当時の日本新記録を叩き出すなど目覚ましい活躍を見せたことから、その後、レッグスーツを中心とする水着の開発が進みました。
一見すると、生地面積がかなり増えたために水の抵抗が上がりそうなものですが、水着表面積の4分の3を占める撥水加工処理部分によって水の抵抗をかなり低減させることに成功したと言われています。
またレッグスーツは脚の矯正を実現することを目的としていましたが、このことにより筋肉疲労が軽減されたことも、大きなメリットとなっています。
これまでのハイレグ加工では女性にとってデリケートな部分に対して不安を感じさせる要素があり、スパッツ型になったことで安心できるようになったとも言われていますが、どちらかと言えばその効果は副産物的な要素であったと言えるでしょう。
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スパッツ型競泳水着フェチが増え続けている背景を考える
歴史としては20年程度続いてきたスパッツ型競泳水着ですが、出始めた当初は少なくともこれまでの競泳水着フェチからは敬遠されていました。
画像掲示板なんかを見ていましても、2000年前半でスパッツ型競泳水着の画像がアップされることはほとんどありませんでしたし、ヤフオクでも出品されても安値で取引されるなど人気としては今ひとつでした。
ところが今現在はどうかと言うと、少しずつですがスパッツ型競泳水着の人気が出始めており、ヤフオクでもレアなモデルについては高値で取引がされることもかなり頻繁に見られるようになりました。
この背景にはスパッツ型競泳水着が出現してから、20年の時を経て競泳水着がスパッツ型であるというのは普通であること。それに触れる人が多く増えたことから、徐々にスパッツ型競泳水着の認識が定着していったのではないかと考えられます。
特にこれから大人になろうとしている男性にとっては、ハイレグ型よりもこちらのほうが馴染みのあるものである、ということを考えれば自然な成り行きなのではないでしょうか。
1999年という時期は、学校の授業で使われるブルマが根絶されるかされないかの時期でしたが、その後ショートパンツなどに置き換わったときも大して人気のなかったものが、今では徐々に人気が出始めていることを考えると、同じような感じなのではないかと推察できます。
スパッツ型競泳水着の種類
スパッツ型競泳水着には大きく分けて2種類あります。よく見かけるものとしては膝上までのスパッツ形状となっているもの、くるぶしまで覆っているものがあることはなんとなく想像できると思います。
ショートスパッツ型
ショートスパッツとはその名の通り、短い丈のスパッツということでだいたい膝上くらいまでを覆ったタイプのスパッツ型競泳水着です。着用するためには、一般的な競泳水着と同様、頭側から脚を入れて着ます。
サイズ感も一般的な水着と同様のものを選べば間違いなくフィットして着用することができます。
ちなみにショートスパッツ型の競泳水着を「ショートジョン」とも称することがあります。意味合いとしてはまったく同じですが、こちらはサーフィン用語として用いられており、サーフィンで着用するボディスーツでショートスパッツ型の形状のものをショートジョンと呼ぶそうです。
余談ですが、ショートジョンの語源は「短いジョン」ということで、ジョンとは日本語で言うところの名前(太郎とか)であり、アメリカではありふれた名前だとか。このジョンのファーマースタイルがオーバーオールだったので、脚部が短い丈のオーバーオールを着用したジョン、ということで、ショートジョンという名前になったんだそうです。
ロングスパッツ型
一方、ロングスパッツ型はくるぶしまで布地で覆われた全身タイプの競泳水着です。見た目は男女兼用的なイメージが強いのですが、一部を覗いては男性用、女性用と分けられて作られています。一見すると全身タイツのようにも見えますので、傾向としてゼンタイフェチな方には刺さりやすい恰好なのかもしれません。
着用の仕方は頭側から脚を入れていくスタイルでショートスパッツ型と大きく変わりませんが、この全身タイプのものについては、背中にファスナーがつけられていることがあるため、いったんファスナーを下げてから着用します。
スパッツ型競泳水着の魅力
次にフェチの観点から見たスパッツ型競泳水着の魅力について解説いたします。ハイレグ・ローレグといった昔からある競泳水着にはない魅力や要素が詰まっています。
ショートスパッツ型競泳水着の魅力
ショートスパッツ型競泳水着の一番の魅力は下半身側にあるといえるでしょう。
特に股間部分のディテールが布で覆われているのに、想像力が掻き立てられるような雰囲気を醸し出しており、脚を閉じた状態だとついガン見してしまいたくなるような魅力があります。
もし着用した女性がモリマンであったなら、ブリッジしたときなどの眺めは最高かもしれません。
おしりの方も布地で覆われているため、ハイレグ水着に見られるようなおしりの食い込みは見ることはできませんが、布地が織りなすおしりの形状が顕になるため、裸よりも艶かしく見えてしまうことも。
意外な点で様々な魅力を発見できるのが、このショートスパッツ型競泳水着の魅力でしょう。
ロングスパッツ型競泳水着の魅力
ロングスパッツ型競泳水着の魅力は全身タイツ(ゼンタイ)を思わせるようなシルエットです。
ショートスパッツ型競泳水着の項目で下半身の魅力について触れましたが、それも残しつつほぼすべての肌が布地で覆われるというのは、第二の肌的な意味合いもありフェチ要素としては満載です。
また元々、競泳水着は身体を締め付ける機能をもっているため、より女性の身体に密着することで、独特の艶かしさを演出してくれます。
スパッツ型競泳水着の欠点
さて、そんなスパッツ型競泳水着ですがフェチの視点から見て欠点がいくつかあります。
欠点と言っても水着の性能的な問題ではなく、我々フェチ人にとっての欠点ですので大問題ということではありません。冗談がてら紹介してみましょう。
1.高価である
スパッツ型競泳水着は布面積がハイレグのものと比べて多いことと、加工の仕方がそれとは違うという点。また最近ではトップレベルの競技においては、当たり前のように使われるデザインとなったためにハイエンドモデルが多く、基本的にはかなり高額になります。
特にハイエンドモデルだと3万円を超えるようなものもあるため、通常のものと比べて値段が高い物が多いのが特徴です。
型落ちモデルでオークションを漁ってみると、もちろん値段が落ちているものもありますが、レアなものだと中古であってもそれなりの値段がつけられることがほとんどです。
2.セックスのときに脱がなければいけない
フェチ話ですので、性交的な側面を考えなくてもいいかもしれませんが、仮にそうなった場合脱がなくてはいけません。これはショート、ロングどちらにも言えることで、脇から挿入すると言ったことはできません。
もちろん切れ目を入れればできることはできますが、高額な水着を傷つけるのは問題ありますし、何よりも切ったところから生地は避けてしまいますのでおすすめできません。
スパッツ型競泳水着はどこで買えばいい?
スパッツ型競泳水着を購入するには、スポーツ用品店などで普通に手に入れることができます。
現在では練習用のものであっても、スパッツ型競泳水着であることが多いため、大抵どこのお店でも競泳水着を取り扱っているお店であれば、なんの心配もなく手に入れることができます。
もちろんメンズ、レディースと分かれているため、男性が女性用のものを購入するには抵抗がある人も多いでしょう。
そのためオークションや専門の通販サイトから購入されたほうがいいでしょう。
競泳水着×パンスト・タイツの画像をもっと見てみたい!という方に
最後にもっとスパッツ型競泳水着の画像、写真が見たい!という方は、手前味噌ではございますが、ぜひsukumizu.tv謹製の競泳水着・スクール水着写真集をご覧ください。
様々な視点から見たスパッツ型競泳水着の画像を収録した作品が多数ございます。ぜひお求め頂けますと幸いです。
スパッツ型競泳水着収録の写真集一覧
まとめ:人気の出始めたスパッツ型競泳水着の可能性は無限大!
全身タイツもそうでしたが、インターネット上で個人が情報できる時代になった当初は「こんなものが好きな人がいるんだ」と多くの人が疑いの眼差しを向けることも少なくありませんでした。しかしその後、全身タイツはフェチとしての確固たる地位を築き上げましたし、このスパッツ型競泳水着も形は違えど、その地位を着々と固めつつあるのではないかと考えられます。
これから大人になる世代の人達がハイレグよりも当たり前のように見ることになったこのタイプの水着がさらに飛躍を遂げることも想像に固くありません。
もちろん趣味嗜好のものですから、受け入れることができない人たちも多くいることは承知していますが、これも一つの形として知っておくといいかもしれません。