
- フェチ中級者
- 水着の食い込みについて女性の本音を知りたい方向け
- 食い込みに対する事実を知りたい方向け
「もっと食い込ませて!……じゃあ、次は食い込みを直している感じのポーズをしてみて」
これは、実際に私がスクール水着の撮影現場で言われたことです。
数年前、当時フェチについてまだ疎かった私は「なんで食い込ませるのかなぁ……」などと考えつつ、とりあえず水着の裏側に人差し指を突っ込んで食い込みを直しているポーズを延々と繰り返していました。
女性目線だと魅力がなかなか理解し辛い『食い込み』。そんな『食い込み』について女性がどう感じているのか、どう思っているのか等々……、現役コスプレイヤーである私、幸和あいきが書かせて頂きます。
私の感じ方なので、他の方とは違うかもしれません。あくまで一つの感じ方・考え方として捉えて頂ければ幸いです。
そもそも水着の食い込みは気持ちいいの?

ここからは本題に入ります。
単刀直入に言います!これまでプライベート・撮影を問わず、私は何百回と水着を着ていますが、正直気持ち良いと思ったことはありません。最初から現実的な話をしてしまいました。ごめんなさい。
いや、夢を見たい気持ちは……私も痛いほどわかります。それでも!私は声を大にして言いたい!ただただ痛いぞ、と!!!!!
「そうはいっても気持ち良いんでしょ?恥ずかしがっているんでしょ?」と思う画面の前の貴方。いつも履いているサイズから2~3サイズダウンしたブリーフを履いてみて下さい。多少の痛みは感じるのではないでしょうか……?
勿論、痛みの先にある気持ち良さを感じることができる人もいるかもしれません。ただ、話が脱線してしまうので、問題の埒外に一旦置いておきます。
この感覚についてですが、生粋の競泳水着フェチの女性ならば、話は違うかもしれません。私の周りにはそういった方がいないので、いるのならば話を聞かせて欲しい。
何はともあれ私みたいな、いわゆる『真正』ではない人間の感性ならば、この様な感じ方になるのではないかなと思います。
食い込みは恥ずかしい?

露出レイヤーたるもの、恥はお母さんのお腹の中に忘れてきました……なんてことはありません。
しかしながら、食い込みを恥じらう気持ちはあまり感じたことがありませんでした。私は面白くない女です。ここは「恥ずかしいです」と嘘でも言っておくべきポイントの気がします。
ただ、嘘をつくのはあまり好きではないので、正直に書いてしまいました。他の女の子はどう感じているのでしょうか……?幸和、気になります!
とはいえ、人工の食い込みでない限り、食い込みは本当に自然にできるものです。肉と水着の布のハーモニーによって構成された神々しい状態なのです。その自然現象に対して、毎回恥ずかしさを感じていたら、感じ過ぎて前後不覚になってしまいそうです。
よって、恥ずかしくないです、が回答になります。
食い込みが恥ずかしいと感じる人は少ないかも
そもそも食い込みを「恥ずかしい」と思う女性の方がレアなのではないでしょうか?
食い込みは、競泳水着やスクール水着の専売特許ではありません。普段の下着でもなります。自然の摂理、水が高いところから低いところに流れていくのと同じ様なものです。
そういった自然の摂理に対して、どうのこうのと何かを感じることは少ないのではないかと考えます。
同じ食い込むならTバックのほうが楽?

締め付けが好きか嫌いかによって大きくわかれそうです。
Tバックだと、ダイレクトに股間・臀部が締め付けられる感覚がします。私はその感覚があまり好きではありません。その為、フルバックでお尻全体が食い込む方が楽だと感じます。普段使いの下着も私は全てフルバックです。
短時間履く・着る分ならTバックでも耐えられますが、「どちらが楽か?」と聞かれるとフルバックと答える人が大多数なのではないでしょうか……?
ところで、私の友人には普段Tバック派の子がいました。何故その子がTバックを普段使いしているかというと、下着のラインが目立たない・蒸れにくいからという理由で選んでいると聞いた記憶があります。
よって、食い込みといった履き心地に着目するならば、圧倒的にフルバックに軍配が上がりそうです。
撮影時に食い込みを求めてくる男性をどう思う?

私、正直な人は好きですよ!!人間、正直者が一番!!
……ここは嫌がった方が良かったのでしょうか。私の感性は一般人からだいぶずれているという自覚があるので、これにはあまり自信がありません。
食い込ませる→食い込みを直すといった動画を何回も撮影したことがあることによって、食い込み位では動じなくなってしまったのかもしれません。フレッシュな気持ちだった頃に戻りたいです。
とはいえ、この場を借りて言いたいことがあります。
それは食い込みを撮影したいなら!!ちゃんと!!!!自分の口で言って欲しい!
察するのは無理!!なぜなら、私はエスパーを使えないから!
食い込みが見たい人は正直に伝えてみよう(ただし有償撮影の時)
この食い込みが見てみたいという気持ちを「言うのが恥ずかしい……」と思う気持ちはわかります。でも口に出して頂けないと、何が撮影したいか被写体側もわかりません。なので、食い込みを撮影したいぞと思った貴方、勇気を出して言って下さい。
なお、あくまでこれは有償撮影の時に限ります。当たり前の話ですが、街中のコスプレイベントやそういった撮影が許されない場所・被写体が同意しないタイミングで無理強いするのはNGです!他の被写体さんにも無理強いはしないで下さいね。
ただ、希望を言って頂かないと被写体側も意図を汲めないので、問題ないタイミングにはぜひ言って頂けるとありがたいです。それに、貴方のフェチを共有できてとても嬉しく感じます。
一般的な下着と比べて競泳水着・スクール水着は食い込みやすい?
一般的な下着と競泳水着・スクール水着、どちらかが食い込みやすいかは正直これまで比べたことがありませんでした。
そこで、今回改めて考えてみたところ、競泳水着・スクール水着の方が食い込みやすいと感じます。これは何故なのか、3つの観点から考えてみました。
1.布の素材の違い
まず、布の素材の違いがあるのではないかと考え調べてみました。
ところが、一般的な下着と競泳水着・スクール水着のいずれもポリエステル・ナイロンといった化学繊維で作られていました。その為、食い込みやすさの違いは素材の違いに由来するものではなさそうです。
ポリエステルとは、コットンに近い手触りでシワになりにくく、様々な衣服で使われている素材です。耐久力がとても高く、競泳水着メーカーarenaのTOUGHSUITシリーズはこの素材で作られているそうです。
ナイロンとは、ポリエステルと同様に幅広い衣服に使われていますが、どちらかといえばストッキングやスポーツウェアで多く使われています。
また、これら以外で、ポリウレタンという素材も同様に、一般的な下着と競泳水着・スクール水着のどちらにも使われていました。ポリウレタンは、ゴムのように伸縮性が高いが、ゴムよりはるかに強くて丈夫で、劣化しにくい素材です。主に下着や、ゴム部分に使用されているそうです。
基本的にポリウレタンだけで使うというよりも、ポリエステルと合わせて伸縮性の高いニット素材として使っている様でした。競泳水着だと、arenaのX-PYTHON2シリーズ・X-PYTHON2シリーズはポリエステルとポリウレタンを合わせた素材で作られているそうです。
2.衣服の形の違い
次に、衣服の形の違いについて考えてみました。
競泳水着であれ、スクール水着であれ、一般的な下着であれ、基本的に股間・臀部部分を隠す形は一緒だと思います。Tバックタイプ・フルバックタイプの違いはあれ、いずれにせよ一般的な下着よりも競泳水着・スクール水着の方が食い込みやすい気がします。
形が違うから食い込みやすいのかと考えましたが、これは大して考えることもなく、要因ではなさそうだと考えました。
3.布の伸縮性の違い
最後に、布の伸縮性の違いについて考えてみました。ここでは、私の手元にある一般的なショーツと競泳水着を比較しました。私は普段フルバック派なので、フルバックで揃えています。
REALISEのフロントジッパー競泳水着(型番N-506)のネイビーMサイズ、arenaの競泳水着(型番ARN-8504N)のネイビーSサイズ、そして私の撮影用の白ショーツMサイズです。全て私物となります。競泳水着が2着ある理由は、最初arenaとショーツで比較しようとしたところサイズの差異があった為、急遽REALISE競泳水着も比較に加えることにしました。
これらの水着を正面から見た状態だと、布の面積の差異はそこまで感じません。但し、SサイズとMサイズというサイズの差異によって、多少arenaの競泳水着は布が少なく見えます。
今度は後ろ側を見てみます。正面からと同様、布の面積の差異はこちらもあまり感じません。しかしながら、布のゆとりはショーツが圧倒的にありそうです。
更に近くで見ると、フルバックということもあってか、腰部分はかなりのゆとりを感じる作りになっている様です。
続いて、横方向の伸びがどの程度になるか、3着比較しました。最も布が多い腰部分の布を横方向に強く引き伸ばしてみて、どの程度まで布の伸縮性・ゆとりがあるのかを確認します。
生地の種類ごとの伸縮率を測ってみた
REALISE競泳水着Mサイズは37センチ、arena競泳水着Sサイズは30センチ、ショーツMサイズは44.5センチまで伸びました。
結果、ショーツが最も横方向に伸縮性がありました。競泳水着と異なり、ショーツは普段使いがメインの為、窮屈さを感じない作りになっているのではないでしょうか。逆に、競泳水着は本来水の抵抗を無くして泳ぎやすくする目的でも作られているものの為、伸縮性は最低限の作りになっているのではないかと考えます。
合わせて、縦方向の伸縮具合を確認しましたが、3着いずれも縦方向の伸縮は殆どありませんでした。
結論
一般的な下着よりも競泳水着・スクール水着の方が食い込みやすい理由、それは布の横方向の伸縮性の差異によりそうだとわかりました。
もし今画面の前にいる貴方がより食い込みを見たいと思った場合、横方向の伸縮具合を意識して水着を選んでみてはいかがでしょうか。
一人の女性として食い込みのことを考えてみた感想
食い込みについて、人生でここまで考えたのは初めてでした。女性目線で食い込みをどう思うのか、どう感じるかなどは普段話すことがありませんし、わざわざ言うこともないテーマなので今回ご縁あってこの執筆をさせて頂けてとても興味深かったです。
割と本音で書いたので、「こいつ!夢を壊しやがって!」と思った方もいるかもしれません。でも、夢が現実であると思うよりも、夢を夢として認識した方がより妄想も夢も高次元に膨らませることが出来るのではないでしょうか。
また、女体を持つ1人の人間として、夢と現実の乖離によって悲しむ人を少しでも減らすことができたら嬉しいなと思います。ここまでお読み頂きまして、有難うございました。
皆様、よき競泳水着ライフを!
自己紹介
こんにちは、幸和あいき(こうわあいき)です。
Sukumizu.tvには11月27日から出演させて頂いております。手広い活動をしておりますので、順にご紹介させて下さい。
コスプレイヤー
地元・名古屋で長年コスプレイヤーとして活動していましたが、数年前から自分でコスプレ写真集(ROM)を作っています。コミケを含め、東名阪・広島・台湾等各地の即売会で頒布をしています。
フェチ系被写体
自身の性癖は比較的ノーマルだと思っていますが、好奇心が旺盛なのもあり、その流れでフェチ系含めた様々な被写体もさせて頂いています。競泳水着・スクール水着以外にもWAM・緊縛・ゼンタイ・心音・瞳孔・足・大食い・眼鏡等々書き切れない位色々な被写体をさせて頂きました。
モットーとして、自分もそのフェチを理解することを意識しています。その為、競泳水着も多少わかる様になってきたかなと少し感じています。
ライター
数年前、ねとらぼなどのweb媒体で執筆をしていました。また、インタビュー本を作り、コミケで評論サークルとして頒布もしていました。
即売会代表・共同代表
自身が表に出ての活動だけではなく、裏方として即売会の代表・共同代表もしています。
名古屋で5年以上『Nagoya Cosplay Exciting!(ナゴコス)』というコスプレ同人即売会を代表として運営、2年前から『連合艦隊、名古屋へ!』という艦○れ作品同人即売会を共同代表として運営、他3~4個の即売会運営に携わっています。
2022年10月10日には、sukumizu.tvさんと『ぴたけっと』というぴったり系フェチ作品中心同人即売会を共同で開催致します!関東近辺にお住いの皆様、是非遊びに来て下さい!