- フェチ中級者
- 競泳水着フェチについて考察を深めたい方
- 属性とかけ合わせについて考察を深めたい方
競泳水着に合わせる衣装としてフェチの観点から言えば、様々なものがありますが、意外と足元、というのもあったりします。競泳水着は通常、プールで着用するものですのでなかなか靴というのはなかなかないことかもしれませんが、靴を着用することでぐっとフェチ度が高まることもございます。
この一見、不自然なように見えて、フェチならではの競泳水着と靴の関係について考えてみましょう。
この記事のポイント
- 靴と競泳水着の関係について、フェティッシュの観点から筆者が考察している。
- ブーツと競泳水着の相性はピッタリで、ハイレグの水着にピッタリ合う。
- ブーツの他、様々な履物と競泳水着の組み合わせを紹介している。
事の発端はブーツから
以前にご紹介したコラム「競泳水着とパンスト・タイツの組み合わせが相性良すぎな件」でも触れていますが、2000年代に大いに賑わった「競泳水着が好き」の画像投稿にてブーツと合わせた競泳水着写真を投稿する人がいました。もちろんそれ以前にもグラビア写真などで競泳水着に靴を合わせたような写真はいくつか散見されましたが、フェチストならではの視点で投稿されたのは、目立ったところで言えばここが最初だったと考えられます。
当時は競泳水着にブーツを合わせるということは、かなり画期的なことと受け止められたこともあり、その後、何人かの方がブーツも着用した画像が並ぶようになりました。
ブーツと競泳水着の相性はどうだったか
当時投稿されていた写真を見ますと、ハイレグの競泳水着に膝上はあろうかというロングブーツ、そしてヒール付きのものでした。膝上のヒール付きロングブーツはハイレグの競泳水着にピッタリ合うという条件が揃っていました。
- 膝上のロングブーツと股ぐりの間が生み出す絶対領域
- レザーによる光沢感、フェティッシュな演出
- ハイレグとヒールの相乗効果による絶妙な脚のラインの見え方
この3つの要素が重なったことで、実にフェティッシュでありながら歪な感じを思わせないバランスの取れたものができあがったのです。
ロングブーツとハイレグの競泳水着の魅力が見事に合致したものでした。
実際に1980年代~1990年代まで男性を興奮させたレースクイーンたちはハイレグのレオタードを着用しておりましたが、ヒールの高い靴、ブーツを着用することが多かったことから、相性の高さは実証済みだった、という背景もあります。
心理学から推察できる靴に対するフェティシズム
ヒールでもブーツでもそうですが、これらのものに対するフェチ、というものが存在していることは、これを読んでいる方の多くがご承知いただいていることと思います。
SMモノのAVなどでもヒールやブーツを舐める映像があるということは想像に難くないかなと思っています。
では、その靴がフェチの対象としてなり得るのか。
かの有名な心理学者S.フロイトは「靴は女性器の象徴である」と説きました。これに対して人間の足は男根の象徴であり、これを踏まえると靴に足を入れる行為は性交そのものであると考えることができます。
靴に異常な執着を見せる行為というのは靴フェチということになりますが、元々フェチという言葉の語源をたどれば、民族宗教の崇拝という意味に繋がりますから、ある意味において女性器崇拝、女性崇拝的な要素をはらんでいると考えられます。
このことから、心理学において靴が女性器の象徴であるとするならば、間接的には女性に対する強い執着が歪んだ結果が、ブーツフェチやヒールフェチ、上履きフェチなどを生み出したのではないでしょうか。日本ではあまり見かけませんが、海外においてはブーツやヒールを泥や食べ物などで汚す映像なども一部では人気があるようです。このあたりを解釈していこうとすると、フェチと歪んだ感情とが結びつくような気がしてなりません。
靴フェチと競泳水着の関係
競泳水着はその特性から「身体を締め付ける」「女性らしいラインを見せることができる」という水着です。
一方、靴においては女性器の象徴であることは先述のとおりですが、例えば中国では女性の足は小さい方が良いと考えられていた時代(唐の代と伝えられています)があり、纏足といって足が小さくなるように矯正するために女性の足に布が巻かれていた、ということがありました。これも一種の女性らしいラインを作るための締め付け=矯正になると思います。
何をもって女性らしいと言うかはここで議論はしませんが、競泳水着と靴の関係は矯正するという部分において、共通しているのではないかと考えられます。
このことからもしかすると、競泳水着と(特に)細身のロングブーツとの相性は人間の遺伝子レベルで理解できる要素をはらんでいるかもしれません。
他にどんな靴が合わせられるのか
さて、話は変わって競泳水着は衣装として、2000年中盤から急増したコスプレイヤーも着用することが増えますが、彼女たちの貪欲な好奇心がブーツだけでなく、様々な服装とコラボレーションされることになります。靴はその中の一つの要素ですが、どんなものがあるのかを見ていきましょう。
ロングブーツ
先述の通りロングブーツは非常に相性が良いです。できれば高いヒール付きのものが望ましいのですが、膝上のロングブーツは絶対領域を生み出しますので、この点だけでも十分価値があると言えます。
見た目は編み上げのもの、プレーンなタイプ、素材はレザー、エナメルと様々なものがありますが、いずれもフェティッシュギアとして機能しやすいものであるため、競泳水着をよりフェティッシュに見せることができます。
ショートブーツ
ショートブーツはロングブーツと比べ、少し目立たない存在です。しかし厚底のものを使うと、足元に安定感が生まれ、全体としてバランスが良く、しかも普通の競泳水着写真と思わせない魅力が生まれます。
厚底のものですと撮影時に重くなってしまいますが、ロングブーツよりはかさばらずまとまって持っていけるため、1つくらい用意しておいても良さそうです。
ヒール
ヒールは競泳水着と合わせる衣装としては鉄板です。かつて多くのレースクイーンが着用していたハイレグレオタードとの相性も抜群であったことから、さらにこれとパンストを合わせることで、より完璧なイメージとなります。
女性にとってはきやすいヒールの低いものもありますが、ここはぜひ高めのヒールをおすすめしたいです。脚のラインが大きく変わり、競泳水着の魅力を大いに引き出してくれます。
ローファー
ローファーもフェチアイテムとしては特殊性があるといいますか、女学生、女子高生的な発想があるかもしれません。
ただ基本的にはヒールがとても浅く作られていますので、ぺたんとした印象の強い靴です。
ハイレグレオタードなレースクイーンですらこうした靴は履いたことがないかもしれませんが、水泳部員が着替えの教室からプールに映る際に履くものがないからローファーでとりあえずやってきた、みたいなシチュエーションは想像できるかもしれません。
非現実感がたっぷりな出で立ちですが、見る人を選ぶ組み合わせでしょう。
うわばき
上履きと言えば、地方によって言い方が変わるそうで「うわぐつ」「ズック」などと言ったりすることもあるそうです。
地図完成です~!お一人ずつ返信できなくてすみませんがみなさま本当にありがとうございました!色々間違っている部分もあるかと思いますがひとまずこんな感じです。話のネタにでもしていただければ!
どうもありがとうございました! pic.twitter.com/n2P9bga1Uf— 中村ゆきひろ (@Nmurayukihiro) 2014年8月27日
時々、不届きな者がこのうわばきを狙って深夜の学校に侵入し盗難する騒ぎがあるようですが、先述のフロイトの説を前提に考えると、執着性としてはかなり歪な部類に入るのではないかと考えられます。
(基本的には)真っ白でシンプルな靴に競泳水着というのは、ローファーと同様見る人を選びそうな気もしますが、これもまた非現実感のある格好と言えるでしょう。
スニーカー
スニーカーも意外と合うと考えられる靴の一つです。できれば普段履きで使うようなものではなく、スポーティーなモデルを着用したほうがいいかもしれません。
彩りも単色に近いものを選択することで、競泳水着が大いに生きてきます。派手めな色のものを使うときは、競泳水着の色と見比べてバランスを取ったほうがいいでしょう。
普段、水泳で着用する競泳水着をスニーカーと組み合わせると、まるでトライアスロン選手のような出で立ちとなり、陸上用競泳水着を演出することができます。
スリッパ
面白いのがこのスリッパです。スリッパと言ってもトイレや室内で履くようなシンプルなものではなく、ごてごてしたようなものや、かわいさを演出したようなもののほうがいいでしょう。
わざとらしさ感が衣装であると認識させてくれますので、実はバランスの良い素材だったりします。
競泳水着を部屋着として使うというコラムを書かせていただいておりましたが、背景も合わせて考えると、まるで普段から競泳水着を着用して生活している女の子のようなイメージが出て新鮮です。
競泳水着に合わせる靴はどこで買う?
靴についてはあくまで生活の必需品であり、日本においてはどこでも買うことができますから説明するまでもないでしょう。街の靴屋さんに行けば、季節性の商品によって品揃いは変わるもののブーツだろうがヒールだろうが買うことができます。
しかし男性にとって女性の靴を買うというのは抵抗があるもの。店舗ではほとんど全てにおいて紳士用・女性用とコーナーが分けられているため、いくら靴とは言え女性用のコーナーに赴くのも抵抗があると思います。
現在ではAmazonなどで通販できますので、もし競泳水着とともにお気に入りの一足を履かせたい女性がいらっしゃるのであれば、あらかじめ足のサイズを聞くなどしてネットで購入されたほうが良いでしょう。
ただヒールはともかく、ブーツは足の太さも絡んできますので要注意です。
靴×競泳水着なsukumizu.tvの写真集
最後にもっと競泳水着と靴(ブーツ・ヒールなど)を組み合わせた画像、写真が見たい!という方は、手前味噌ではございますが、ぜひsukumizu.tv謹製の競泳水着・スクール水着写真集をご覧ください。
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競泳水着×ロングブーツ | 競泳水着×ショートブーツ |
競泳水着×ローファー | realise×ヒール |
競泳水着×上履き | もっと見たい方はコチラから! |
まとめ:もしかして靴と競泳水着は密接な関係にあるかも?
改めてになりますが競泳水着に靴を合わせることは通常ありえません。もしかしたらサンダルくらいはあるかもしれませんが、プールサイドでブーツやローファーを履くことはありません。
しかしこのように靴と競泳水着には意外な点で共通点がある他、心理学の言葉を用いるのであればフェチに直結する思想が関わっていることがわかりました。
もし靴と競泳水着を合わせるようなことがあるとすれば、少し知っておくと面白いポイントかも知れませんね。