
- フェチ上級者
- AIを仕事に活用したいと考えている方向け
- フェチコンテンツを追求したい方向け
近年のAI関連の技術発展はとても目覚ましく、画像生成はその一つです。
ローカル環境ではStable Diffusion、WebではStable Diffusion OnlineやMidjourneyを使えば個人レベルで自分の中で考えた画像を作ることができるようになりました。
このような技術やサービスが明るみに出る以前は巨大なデータセンターにあるようなサーバーでないと実現しない話だったのですが、やろうと思えば誰でもできるようになったというのは本当にすごいことだと思います。
しかし人工知能の発展、台頭という話になると、いつも話題になるのは「AIが人類の仕事を奪ってしまうのではないか」という点です。
このことについて、フォトグラファー、モデルという職種に絞って、Stable Diffusionを普段から使っていてモデル撮影も行うsukumizu.tvが考察してみました。
2023年においてはモデル、フォトグラファーともに直接的に仕事が奪われることはない
結論から言ってしまえば現代社会においてAI画像生成がフォトグラファー、モデルの仕事を奪ってしまうことは直接的にはありません。
ということは「間接的にはそうなのか」と聞かれると、その可能性はあります。
ですが、いったんは「直接的に仕事を奪ってしまうことはない」というところから説明します。
フォトグラファーの観点:そもそもAI生成画像はやはりAIの域を超えないから

確かにAIによって生成された画像、例えば女の子の画像で言えば、あたかも本当に実在するかもしれない描写で描き出すことが可能です。
STAR WARSに出てくるストームトルーパーを面白おかしくしたものでも「もしかしたらこういうのあるかも?」と錯覚するかもしれないこともあります。
STAR WARS/ストームトルーパーをAIで作った面白い画像
しかしそれは見慣れた人であればなんとなく「AIが作ったのでは」と看過できてしまうことが多くあります。
よほど精巧に作られたものなら判断が難しくなってしまう、という事実もありますが、それでもモデルや物撮りを行うフォトグラファーにとっては、そこにある事実を写す必要もあります。
「◯◯公園の噴水で◯◯というモデルを使って商品撮影を行いたい」という指定はAIにとってできなくはない話ですが、確実なものとなるとデータのインプットと出てくるアウトプットにかける時間はかなり多く要すことになると思います。
そう考えればフォトグラファーの仕事に大きな影響はないと考えるのが自然でしょう。
- 特定の条件(場所、撮影対象など)を目的とした写真撮影
- フォトグラファーのブランド
- ノンフィクションであること
モデルの観点:ユーザーに与えるUX、ベネフィットが違うから

モデルの仕事でユーザーに与えられるベネフィットは何でしょうか。
ブランドや商品撮影(例えばアパレル等)を行う場合は、その商品そのもののイメージや価値観を上昇させ、エンドユーザーの購入意欲を高めるところにあります。
またsukumizu.tvで撮影しているモデルのような活躍の場面は撮影会やイベントなどでの活動になります。
sukumizu.tvでも撮影会を実施したことがありますが、サービス提供時のやり取りを見ていますと、どちらかといえばモデルから得られるコミュニケーションがサービスの本質であるように見受けられました。いわゆる「推し活」提供者としてのサービス提供全般が当てはまります。
このことを考えれば、商品撮影のような場合では大衆がモデルに対するイメージ込みでのベネフィットということになりますし、撮影会モデルのような場合では1対nで生まれる楽しい時間が商品価値ということになります。
これらは現段階ではAIによって生み出すには難しいことであり、AI生成画像から得られるベネフィットとは別物です。
- ユーザーとのコミュニケーション(撮影時、SNS等)
- モデルのブランド
- 推し活としてのUX
結論:AI画像生成がカメラマンやモデルの仕事を直接は奪えない
これらのことから再度結論を申し上げればAIがカメラマンやモデルの仕事を奪うことはないと言うことができると思います。
仮にAIが仕事を奪おうとしたら、カメラマンについてはより精度の高い条件下でも画像生成を行うことができるようになること、モデルに至ってはそれこそセクサロイドのようなものが登場し、ChatGPTを更に進化させた思考型AIをソフトウェアとして組み込まない限りこれは実現できないのではないでしょうか。
少なくとも向こう10年はそれは実現できるとは思えません。ただ30年後、50年後はもしかしたら実現できているかもしれません。
ただし間接的、一部の仕事は奪われる可能性がある
ここまで説明してもしかしたらホッとしたフォトグラファー、モデルの方がいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら今のAI画像生成のテクノロジーでも十分に奪える仕事があります。
上記の説明ではあくまでベネフィットが一致しないからこそAIは仕事を奪えない、という話でしたが、逆に言えばユーザーが享受できるUXやベネフィットが同一または親しいものだった場合は十分、仕事を奪ってしまうという見方ができます。
実際の事例を考えて説明いたします。
カメラマンの観点:AIはクオリティを求められない画像素材の生成は可能

特定の条件を選ばず「単純なイメージ」だけであれば、これまでのフォトグラファーの仕事は不要となる可能性もある。
様々なメディアのコンテンツを制作する上で欠かすことのできないのが画像や動画といった素材です。
ライセンスフリーで扱うことのできる写真素材を提供しているサイトも多数ありますが、これらの中でも特にテーマ性を持たない単純な画像はAIによる画像生成でもできてしまいます。
取り扱うメディアにもよるかもしれませんが、そこまでクオリティを求められない個人ブログだったり、小規模な媒体である場合はクオリティを求められることもありませんので「画像コンテンツにかけるお金もないしAI画像でいいか」という考えに至ってしまうことは不思議なことではありません。
現在の法律の解釈や将来的な立法によっては変わるかもしれませんが、影響が出ないということもまたないでしょう。
そういった観点では今後、フォトグラファーに求められることはどのようなコンセプトで日々の活動を行っていくのか、自分にしか撮れないものはなんなのかというブランド力を身に着けていく必要があると思います。
例えば芸能人に絞った活動だとか、絶景を撮影できる冒険フォトグラファーなど、なんでもいいとは思いますが自分にしかできないものを突き詰めて考え、ブランド化していくことが大事です。
モデルの観点:AIは単純にフェティッシュな画像を求めたいという欲求には応えられる

推し活のようなベネフィットを求めているユーザには当てはまりませんが、sukumizu.tvのようなサイトで考えた場合の話です。
弊サイトのようなメディアはなんとなくフェティッシュな画像やコンテンツを探していたりしている人向け、な一面があります。
となるとそうした人たちにとっては「誰が」という部分が抜けているので、場合によってはAI生成画像でも満足してしまうケースが考えられます。
これまではモデルの拡散性やブランド力でカバーできていた部分は多分にありつつ、今後はそうしたAI生成画像とも戦場を共にしなくてはいけない場合があります。
言い換えればこれまでモデルがSNS等、ネット上で自身のコンテンツで面を張るという戦術に影響が出ることを意味しています。
ユーザーの嗜好を考慮すれば100%かち合うわけではありませんが、新規顧客(=ファン)獲得の障害になる可能性があるということです。
AI画像生成は短時間で大量に制作することが可能であるため、物量も大きなものになります。
そういった時代が到来しているということを認識しておくことは大事かもしれません。
仕事でフォトグラファーやモデルをするなら時代の流れは常に気にしておこう
このようにモデルやフォトグラファーとしての仕事が直ちに奪われるということは考えられません。
しかし水面下ではその潮流が起こっており、サービスを利用する側が気づけばすぐに安価で簡単なAI画像生成を利用する時代になってきているという認識は持っておいたほうがいいと思います。
その中で自分たちがどういうブランディングをしていくか、活動の方向性などを検討する段階に来ています。
思ったよりも時代の変化は早いものですが、賢く対応して生き残るすべを身につけることが肝要です。

「たくさんの女の子に、たくさんの水着を」
作品総数900タイトル以上、モデル約130名(2023年11月現在)でお届けしているsukumizu.tvの競泳水着・スクール水着写真集は世界中の方からご好評いただいております!一般的なメディアではお目にかかることが難しいモデルやアイドル、セクシー女優の競泳水着、スクール水着、ぴったりフェティッシュな衣装のショットが満載。
着用してもらう水着自体にこだわり、人気の水着はもちろん、なかなかお目にかかることのできないレアな水着、フェチ性の高い水着など厳選して撮影に臨んでおります!
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