たまたまではあるのですが、とある場所で着ぐるみや全身タイツがお好きというLISAさんという方とお話する機会がありました。
これがきっかけでsukumizu.tvでもモデルをお願いさせていただくことになりましたが、着ぐるみや全身タイツのフェティッシュに関する考え方はもちろん人との交流、すなわちイベントにも関心をお持ちだったことから、どういった経緯を経て着ぐるみや全身タイツを好きになったのか、そして今後の展望についてもお話を伺いました。
LISAさん
日本着ぐるみ国際大学理事長という着ぐるみ、ゼンタイが大好きな女の子のLISAさん！
普段は全身タイツのフェティッシュなコンテンツを発信しつつ、イベント運営などにも積極的に関わっていきたいという攻めの姿勢なモデルさんです！
@with_omochi
-- 本日はお忙しいところ撮影だけでなくインタビューも受けていただきありがとうございます。
ありがとうございます。
-- 今回はsukumizu.tvで取り上げている全身タイツの話だけでなく、着ぐるみの話も伺えるので楽しみです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
着ぐるみ、そしてその後に好きになった全身タイツ
-- LISAさんと言えば全身タイツもそうですが着ぐるみもお好きなんですよね。なにかきっかけとかはあったんでしょうか。
着ぐるみは単純に好きとか憧れの気持ちがあったんです。気持ち的にはフェチという観点ではないですね。
それで今から何年か前に初めて着たと思います。
-- 初めての着ぐるみを着たときはどんな感じでしたか？
初めて着たときはあまり印象が良くなかったです（笑）
今は美少女着ぐるみがメインなんですが、私が最初に好きになった着ぐるみはケモノ着ぐるみで、全身がファーのようなもので覆われているようなものです。
なので簡単に言うと布団のような厚さのものをかぶっているようなものなんです。だから着てみたら暑いし過酷だしで。
私は暑いのが苦手なので、ちょっと参りそうになりました。
-- それで嫌になったりしなかったんでしょうか（笑）
カメラとか設置して写真を撮ったりすると、自分がかわいいケモノさんになっていると思えるからプラマイゼロみたいなところはありました（笑）
-- 全身タイツはどういったタイミングで好きになり始めたんでしょう？
着ぐるみを着始めてから何年かあとだから・・・コロナ禍時の後半ぐらいなんじゃないかと思います。
当時から着ぐるみは着ていたんですけど、ネットなんかで全身タイツの情報が目に入るようになってきて、気になるし安いところで一回買ってみるかとなりまして。
中国のサービスを使って3,000円くらいで試しに買ってみたんです。
それで届いたものが思いの外いいものだったので、それでハマっちゃったという感じですね。
-- なるほど。そのときに全身タイツを初めて着用されたと思うんですけど、やっぱり前から気になっていたとかあったんでしょうか。
実は大学生の時に某テーマパークの年間パスポートを買って週5日くらい通ってて、ダンサーさんとか一眼レフカメラで撮ったりしていたんです。
その撮ったものを見返すとダンサーさんの足元・・・それこそ靴とかタイツとか結構撮ってるなってことに気がついたんです。
撮っているときは意識していなかったんですけど、表情とかとセットでタイツ単体とか靴とかも撮るようになっていたんです。
衣装も好きなんですけどタイツもいいなって・・・うまく説明はできないんですけど言葉にできない何かがあったんですよ。
-- そういった経験から全身タイツにも興味を持てるようなベースがあったかもしれませんね
もちろん小さいときから特撮などでタイツ的なスーツも見ていたので、それもあったかもしれませんね。
実は全身タイツは着ぐるみと違って、初めて着るまで面白いとかそういうのよりは、モヤモヤするような感覚でいました。
その時は深く考えてはいなかったんですけど、時間が経つに連れなんとなく着てみたいな、というところから死ぬまでには一回くらい着てみよう、という感じで気持ちの変化はあったんじゃないかって思います。
全身タイツは自分の内面を身体の表面に出せるアイテム
-- それでは初めて全身タイツを着たときのことを伺いたいです
初めて全身タイツを着たのは祖母と二人で暮らしていた時なんですけど、自分の部屋でこっそり着ました。
部屋のドアを開けられたらそれこそ終わりだっていう状況で（笑）
ただその時の自分にとってはリスクを冒してでも着たい！という思いが強くて。
-- 初めて着たときの感想はどうでした？よく別の自分になれたとかそういった話も聞きますが
私の場合はそういう感覚ではなかったですね。
初めて着たときに思ったのは、視覚が奪われたような感じになったので、他の感覚がより敏感になったという感じですね。
私が何も見えていないから恥ずかしいという感覚もなくて、むしろ本能をさらけ出せるような感覚だったと思います。
人前で着ても、むしろ解放された自分を見てもっと見てっていうような感じになったりとか。
で、自分から着ている姿はわからないんですけど、全身タイツを着ている自分の姿を想像してみたり、スマートフォンを設置して動画を撮ったりしました。
-- スマートフォンで録画した自分の姿を見てどう思いました？
エッチだなあって思いました（笑）
自分の体型がぴっちり出ている感じとか、自分にこういう側面があったんだという発見みたいなものもありましたね。
-- やっぱりちょっと興奮しました？
ちょっと・・・いや、だいぶ興奮しましたね。ちょっとどころじゃなかった（笑）
でも最初は「致し方」みたいなのがわからなかったので、ネットで情報を自分から調べるようになったという感じですね。
それで「こうやって自慰行為をしている人がいるんだ」とか楽しみ方を知って、自分でやってみてさらに興奮度が増したって感じです（笑）
-- なるほど（笑）今だといろんな全身タイツをお持ちだと思うんですが、お気に入りの色とかあったりするのでしょうか
どの色もそれぞれ良さがあってエッチだなあって思うんですけど、私のお気に入りは紫とシルバー、黒、ピンクですね。
紫は妖艶な感じですし、シルバーは宇宙人っぽい感じ？（笑）黒はマネキンですね。
ピンクはやっぱり女性的でかわいくて、自分の体型が一番かわいらしく見えるからお気に入りです。
質感はツルスベ、さらっとしていて摩擦ゼロみたいな感覚が好きです。触られたときも、触ったときも一番敏感になるので。
-- sukumizu.tvではゼンタイのモデルさんに競泳水着を着せて撮影とかもしたことがありますが、ゼンタイの上からなにか着るってどう思います？
いろんな組み合わせがあると思うんですけど、私は全身タイツだったらハイレグの水着とか結構好きです。
あとは今日撮影してもらった中で、あえて靴や靴下だけ履かせるようなものも好きですね。
他にはウィッグ被ってお洋服着てっていうのも、動画撮影してあとから見直したらきっとエッチなんだろうなって思います。
着ぐるみを着ているときはどのように感じているのか
-- 話を着ぐるみに移しますが、着ぐるみも同じように興奮するようなものなんですか？
着ぐるみについてはそういった気持ちはあまりないかもしれませんね。
着ぐるみっていくつかあるんですけど、ケモノとか美少女とか。それで着ぐるみを着たときは、そのキャラクターによって演じるというか動きがキャラクターになる感じですね。
例えばケモノでいうと、私の場合、特撮キャラクターをモチーフにしているヒーローキャットの男の子がいるんですよ。
その子のときはたくましそうなポーズをしたり、強そうなイメージの動きになったりします。
美少女だったらあえて身体を小さく見せるように縮こまったり、口元に手を当てたり分けてますね。
-- それは意識せずそうなってしまうんですか？
あまり考えたことはないんですが、意識というよりはスイッチが入ってしまう感じです。
自分でこうしよう、ではなくて自然とそういう動きになるっていうか。
-- とても興味深い話ですね。着ぐるみの中では表情も変わっていたりするのでしょうか。
自分ではわからないんですけど、真顔だと思います。真顔が一番、力を使わないっていうかリラックスしてる感じじゃないですか。
なので、力を入れていない分、動きが出るのかなあって思います。
私は絵を描くこともあるんですけど、人を描いているとしたら無意識でその表情になるって言いますけど、私は真顔ですね。真顔でいろんなポーズしてます。
-- なるほど。無表情でいろんなポーズをって考えると、とてもフェティッシュさを感じます。
今後はイベントにも力を入れていきたいLISAさん
-- そう言えば今後はイベントにも力を入れていきたい、というような話をされていましたね
日本着ぐるみ国際大学というのを開設していまして・・・この大学はゼンタイ学科だったり、ケモノ着ぐるみ学科だったり色々あるんですけど、いろんな界隈の人達が当てはまるように、というものを考えています。
ただどの学科というか界隈でもそうなんですが、初心者の方が心地よく楽しめる場を提供したいなって思っています。
やっぱり自分が好きになったものだから、他の人にも諦めるような状況にはなってほしくないなって、好きなものは好きでいてほしいという気持ちが強いです。
だからみんなが楽しめる場を作っていきたいと思っています。
-- 周りに誰もいないとハードルが高いと感じる人もいるかもしれませんしね
私が開催しているものだと、今ちょうど次で2回目（インタビュー当時）なんですけど、全身タイツのオフ会は少人数10人程度規模でやっています。
「なにがきっかけで全身タイツ好きになったの？」とかお菓子ボリボリ食べながらお話したり、 ゆるい感じでやっています。
ゼンタイ歴長い人はめちゃくちゃ優しくて「なんなら俺もう一つ持ってきたから 着る？」みたいな言ってくれるような人もいたりして、 きっと初心者の方にも入りやすいイベントかなと思ってます。
全身タイツが好きならぜひ楽しんでほしいし、せっかく同じものを好きになった同志なんだから、仲良くなれたらいいじゃないかっていう思いですね。
とにかく初心者の方が入りやすいイベントっていうのを心がけてます。
-- いやぁ、フェチに対する思いが熱いですね！
さっきもお話しましたが、本当に好きなものは諦めないでほしい。
人間関係とかあると思うので難しい場面もあるかもしれませんが、 諦めずに好きでいてほしいし、絶対に仲間が見つかるはずって思ってます。
初心者だから「どうしたらいいかわかんない」とか「どう楽しめばいいかわかんない」とか、そういう気持ちがあったら、ゆっくりでいいから情報収集して 界隈に足を踏み入れてほしいです。
そうしたら私もようこそって感じになると思うので。そこまではもう諦めないでほしいです。
私としてはそういう方は全力でサポートしたいって思ってますし・・・あと特に女性は少ないということから、同性の方は特に守りたいと思っていてぜひ女の子にも気軽に来てほしいって思います。
-- 確かに女性は少ないですね。女性に対してゼンタイの良さを伝えてください（笑）
本人に興味がないと成立しないっていうのはありますが、そうですね・・・普段のオナニーに迷ったら全身タイツ！
-- 今日一の名言が生まれた（笑）
ありがとうございます（笑）
-- お互いにイベントをやっているということもあって、盛り上げていければと思います。本日はありがとうございました。
ありがとうございました！
