競泳水着にニーソは邪道?コスプレとフェチの隔たり
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この記事のフェチ度指数と方向性
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  • フェチ初心者~中級者
  • コスプレとしての競泳水着とニーソの関連性を知りたい方
  • よりフェチについて考察を深めたい方向けに

弊サイトとは関係のないジャンルで、今年行われたコミックマーケット96(C96)に参加してきたのですが、ちょうどコスプレ島と呼ばれるあたりをスペースに居る人達に挨拶しながら歩いていたときにこんな質問を受けました。
「これからコスホリに行くんですが、競泳水着にニーソはいたほうがいいのか、素足がいいのかどっちがいいですかね」という質問です。
コミケ開催日に合わせてなのか、コスプレ中心の日に、同日開催でコスプレホリックなるイベントが開催されるのですが、そこで女の子が競泳水着を着用する際に、ニーソをはいたほうがいいのか、それとも素足でいったほうがいいのか悩まれている御様子でした。
どっちもありだし、好きにしてしまえばと言ってしまうのは詮無いことですが、言われてみればこの論争。結構、ある話なのかもしれません。
そこで今回は競泳水着にニーソは邪道であるのかを考えてみました。

この記事のポイント

  • 競泳水着にニーソは邪道なのか、筆者が考察している。
  • そもそも競泳水着にニーソはつけないもの、という考え方。
  • また、コスプレの側面で考えるとニーソ着用もあり、という考え方も。

そもそも競泳水着にニーソはつけないもの

そもそも競泳水着にニーソはつけないもの
▲泳ぐときにゴーグルなどを除く水着以外のものは身に着けないので、これが自然体といえばもちろんそうだ。
競泳水着はもともと水泳競技のために着用するための水着です。
着用する場面も競技用で使われるようなプールであることがほとんどである、ということもありますが、そもそも泳ぐときにニーソックスを着用することはありません。
そこから考えれば邪道云々と言う前に競泳水着にニーソを着用すること自体、ありえない発想ということになります。
特に古参の競泳水着ファン、競泳水着フェチの人からすれば、脚部に何らかの繊維がまとわりついている事自体が不自然に見える、ということで違和感を覚える人が少なくありません。
競泳水着は泳ぐためのものであるから、フェチ性に対して着用時に想像できるシチュエーションを求める傾向にあるためと考えられます。

コスプレの側面で考えるとニーソ着用もあり、という考え方

コスプレの側面で考えるとニーソ着用もあり、という考え方
▲競泳水着にニーソをつけると、コスチューム感が増し、コスプレという側面が生まれる。

他方、競泳水着にニーソを着用する、というアイデアはどこから派生したのでしょうか。
諸説ありますが、2000年代初頭に競泳水着フェチの間で有名になった「競泳水着が好き!」というサイトの画像掲示板で日夜、投稿されるオリジナル画像にいつしか競泳水着とロングブーツを組み合わせた写真が投稿されるようになりました。

ちょうどこの頃、現在のコスプレブームが始まったタイミングということもあって、競泳水着はコスプレで着用するもの、というようなことが少しずつ浸透され始めた時代でもあります。
水泳競技で着用する競泳水着に対してはコスプレと思われなくても、それ以外の場面だと「コスプレ」としていることは感覚的に理解できる話かもしれません。

アイデアとしてはおそらく1990年代のレースクイーンのハイレグコスチュームかと考えられますが、競泳水着をレースクイーンのハイレグレオタードに見立てたことで、コスチューム感のあるシチュエーションを作り上げたのではないかと考えられます。
水着とレオタードには明確な役割の違いはあるものの、ロングブーツもありだったら、ニーソックスもありだよね、ということから、競泳水着とニーソックスを組み合わせたコスプレ性の高い競泳水着画像が出回りだしました。

この流れを大きくしたのがコスチューム性の高い競泳水着として販売しているブランド「REALISE」の出現と、古賀学氏によるプロジェクト「月刊水中ニーソ」の登場ではないでしょうか。
REALISEは同ブランドが手がける水着にあわせられるニーソックスを制作しましたが、それに古賀氏がメディア展開を行ったことで、女性自身も競泳水着にニーソックスが着用できるんだ、という確固たるアイデアが刻まれたのではないかと考えられます。

あくまでコスプレの範疇ではあるものの、競泳水着にニーソとの相性は抜群であったことから、フェチとは離れたコスプレというジャンルから競泳水着ニーソ、というニッチではありつつも、多くの人に知られるようになったのです。

競泳水着とニーソの相性が抜群であると考える理由

以前、競泳水着・スクール水着とニーソに関する記事をご紹介いたしました。

こちらの内容では競泳水着・スクール水着とニーソの間に生まれる絶対領域に関することで執筆しておりますが、鋭角を伴った水着のまたぐりとニーソの直線的な太もものラインの間にある肌の露出が絶妙だということです。
もちろん見方によっては不自然に捉えられる方がいることも承知ですが、レースクイーンのハイレグレオタードとロングブーツで取り入れられているファッションデザインということを考えれば、理にかなった魅力がそこにはあるものと考えられます。

素足とニーソ。どちらがいいかではなくどちらが好きか

素足とニーソ。どちらがいいかではなくどちらが好きか
▲競泳水着にニーソは邪道、ということではなく、好みや嗜好の問題であろう。何フェチなのか、何を求めるかによって左右される部分であって、邪道というのもナンセンスだ。
それでは競泳水着にはニーソを着用したほうがいいのか、あるいは素足が正解なのか、ということについてですが、これはもはやその人の好みの問題であって、どちらがいいという話ではありません。
フェチとは一種のトラウマ性を持った感情でもあるため、例えば幼少期に水泳の授業で競泳水着の女の子にドキドキしてしまった、という人もあれば、昨今のコスプレブームでハイレグにニーソの衣装が心に突き刺さったのがきっかけ、という人もいるでしょう。
このことを考えると、自分が競泳水着を好きになってしまった入り口に根幹があるため、どちらがいいかではなく、どちらもいいし、どっちが好きだっていいと思います。
もちろんどちらの数が多いか、というのはあるのかもしれませんが、少なくともフェチの良し悪しというものは存在せず、どちらがいいのか、という議論はおそらく永遠に尽きることはないでしょう。
自分が好きであるならば、それでいいのではないでしょうか。

イベントで着用するのはどちらが好まれる?

フェチの話なんだから、好きにすればいいということではありますが、冒頭にあった「イベントではニーソ、素足、どちらがいいの?」という疑問には、その場で「どちらでもいいのでは」という話をしました。
結局のところ、イベントの傾向によるのではないでしょうか。
例えば一般的なコスプレイベントではニーソや他の要素を付け足して遊んでしまってもいいと思いますし、フェチ系イベントであれば、素足を見せて正統派っぽく攻めるのもありだと思います。
とはいえ、競泳水着にニーソを着用することで生まれる太ももの存在感、布地に覆われた面積が増えることでフェチ性が増すということもありますので、着用する本人の好みで決めてしまってもいいものだと思います。着用する本人の表現方法である以上、そこに異論の余地はないのではないでしょうか。

まとめ:ニーソは決して邪道にあらず。好みの問題。

このように何かがきっかけでフェチになってしまった、ということがありますので、ニーソを着用することが邪道というのでなく、その人が抱えたトラウマの原点によって表された表現がすべてということができます。
素足が好きな人もニーソが好きな人も、同じ競泳水着好き通し、仲良くすればいいのにな、と思った次第です。
ちなみに弊サイトでは、素足でもニーソでも、どちらにもそれぞれ違った魅力があると考えています。これまでも、これからも様々な表現で競泳水着フェチ、あるいはスクール水着フェチを表現してまいります。

 
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