
昨今のコスプレブームにより、スクール水着を着用する機会は子供のときより大人になってからのほうが増えたという女性ももしかしたらいるのではないかと思えるくらい、多くの大人の女性がスクール水着を着用しています。
2000年代には水泳の授業を行う学校が減少したこともあって、大人になってから初めてスクール水着を着用したという女性がいるほどです。
もちろん一般のレジャーなどで着用するのではなく、コスプレや場合によってはナイトライフで、ということもありますが、スクール水着はいったい何歳まで着用できるものなのでしょうか。
この記事のポイント
- そもそもスクール水着を着用する年齢には制限はない。
- サイズ上の問題で子供向けのスクール水着は大人が着用するのに向いていないこともあるが、入ってしまえばOK
- コスプレ文化などもある昨今、大人でもスクール水着を着たいと思うなら着てもいいのではないか。
スクール水着の着用に年齢は関係ない

▲なんだったら熟女と呼ばれるような女性であっても、サイズ的には着られるので問題はないのではないか。
女児向けのスクール水着であればジュニアサイズとして、120~150(物によっては170まで)というサイズ展開がありますし、中学生以降が着用するサイズ、S,M,Lというサイズ展開もあります。
しかしS~L(もちろんLL以降のサイズも)のサイズ展開は大人が着用する水着のサイズ展開とほぼ同じであるため、スクール水着は大人も着用することができます。
このことを考えると、年齢によってスクール水着を着用する制限があるわけではなく、単純に「学校で使うものだから」という認識によって頭の中にストッパーがかかり、大人がスクール水着を着用するという考えに至らないだけなのです。
決して年齢で制限されているものではありません。
大人がスクール水着を着てはだめなの?

▲コスプレ目的かもしれないが、スクール水着を着たい!という女性も一定数いるのは事実。
もちろん人によっては奇異の目で見てくることもありますが、世間一般のルール上で考えれば何ら問題はありません。
もともとスクール水着は学校指定の水着ということである前に、れっきとしたワンピース型の水着であり、スクール水着の形状のものは、1960年代から1980年代を中心にオリンピックなどの競泳競技で使われていた水着だからです。
考え方によってはレトロな水着と言っても差し支えないでしょう。
私たちが勝手に学校で着るための水着という認識をもっているだけで、大人が着用できるサイズも通常通り存在しているため、大人が着用することに問題はないのです。
大人のためのスクール水着もある時代
最近ではスクール水着の形状も様変わりしてきており、通常のワンピース型にフリルを取り付けたタイプ、セパレート型などデザインが変化してきています。
大筋で紺色一色のシンプルな作りであることがほとんどでがあるものの、既存のスクール水着の印象を払拭するために「かわいいデザイン」を取り入れたものが出始めており、メーカー側も「大人が着るためのスクール水着」を展開するなど、スクール水着に対する認識を改めてもらおうという動きがとられています。
上記動画はテレ東ニュースがスクール水着メーカーとして有名なフットマークの新製品を取り上げたものですが、ポイントとしては一定層いると思われる「人前で肌をさらけ出すことに抵抗がある女性」をターゲットとし、身体のラインがわかりにくく、かつ派手すぎないことに主眼をおいています。かと言ってレジャーで着ることを想定しているため、フリルなどをあしらい遊びの要素をもたせつつ、スカートの丈で脚を隠すというものです。
少子化著しい我が国の現状を考えると、学校衣料メーカーにとっては死活問題であることから、大人に訴求する商品開発が本格的に行われています。
真のスクール水着フェチは年齢なんて気にしない

▲スクール水着好きの男子も女子も年齢なんて気にせず楽しむことが大事。
かつて、とある人との会話の中で筆者にとって違和感を覚えるエピソードがありました。
彼は確かにスクール水着好きを自認していて、自らを「スク水フェチだ」と豪語していましたが、年齢の話になったときに「大人が着用するスクール水着はちょっとご遠慮願いたい」というものでした。筆者はこのことに違和感と疑問をもってしまったのです。
なぜなら、スクール水着が好き、スクール水着に対するフェチの感情を持っているのであれば、端的に言ってしまえば中身(=着用する女性)のことは、あまり重要ではないはず。
ということは、その彼にとってはやはり年齢が重要であって、実はスクール水着は好きなのかもしれないけど、フェチではなく単純にその世代の女の子が好きという前提条件があるだけなのでは、という結論に至りました。
無論、その考えを否定したいわけではありませんし、尊重したいところではあるものの、それをもってスクール水着フェチを自認するのは少し違うのかな、と思ったのです。
スクール水着フェチは、スクール水着そのものに対する感情から生まれてくるものですので、本質的には年齢は関係ないものです。そこを履き違えてフェチというのは違うのかもしれないということです。
故に本質的な観点で言えば、スクール水着フェチから見ても着用する女性の年齢に限りはない、というふうに考えております。
これはあくまで好みの問題という範疇になるのかもしれませんね。
まとめ:大人はもっとスクール水着を着るべき!?
冒頭の話の通り、昨今のコスプレブームによって、大人がスクール水着を着用することに対する抵抗感がもしかすると下がってきているのかもしれません。
学校衣料メーカーも生き残りをかけてなのか、市場を大人に広げようとしているのを考えると、もしかしたらこれはスク水ファンにとってはいい流れなのかもしれません。
大人の女性も気軽にスクール水着を着て楽しむことができるようになれば、新しい文化の潮流も生まれるのではないかと期待しています。