
- フェチ初級者~中級者
- ぽっちゃり系女子モデルで競泳水着着用を考えている方
- ぽっちゃり女子に競泳水着を着せてみたい方
sukumizu.tvでは数多くのぽっちゃり系の女性モデルに競泳水着やコスチューム水着を着用した撮影を行ってきた経験から、ぽっちゃり女の子がどういったサイズの水着を選べばいいか肌感覚で掴んでいるものがあります。
そんな中、近年多くのぽっちゃり女子がフリーのモデルやアイドルとして活動するために水着を買うという人がいると思います。
今回は弊サイト撮影時の経験から、ぽっちゃり女子が撮影会などで使用するための競泳水着のサイズをどう選べばいいかについて解説いたします。
まず水着に使われる生地の特性を知ろう

実際に水着のサイズ選びに入る前に、生地の特性を知っておきましょう。これさえ知ってしまえばもう少しサイズ選びが検討しやすくなります。
ほとんどの場合において競泳水着、コスチューム水着の生地の特性は「伸びる」ということです。
ただこの「伸び」つまり伸縮性能は同じように見えて競泳水着とコスチューム水着で理由が違っていることがあります。
スポーツメーカー製の競泳水着生地の場合
アリーナやミズノといった競泳競技で使用するために使われる競泳水着メーカーの場合から説明しましょう。
競泳水着の生地自体は確かに伸びます。ただしその殆どは縦方向がメインであり、実は横方向の伸びは縦ほどではありません。
これにはいくつか考えられる理由があります。
筋肉をコントロールするため

写真の黄色丸部分を見てみよう。
腹部から脇に入りラインだが、縫製によってこの部分が伸びにくくなっている。この部分は縦には伸びるが横には伸びない。
競泳水着本来の目的は泳ぐために作られているということです。
しかも競泳競技用ですから、水抵抗を減らし筋肉をコントロールしなければなりません。
そのため基本的に競泳水着は伸びるが身体を締め付ける、いわばハーネスのような役割を果たしていると言ってもいいでしょう。
メーカーやその時代の水着のモデルにもよりますが、生地を縫い合わせる縫製によっても締め付けるように作られていることがあります。
身体を締め付ける方向としては、水抵抗を減らすためになるべく筋肉の膨らみを制御する必要があることから、水に向かって突き進む縦よりも横をコントロールする必要があります。
そういった意味で横方向には伸びにくいと考えられます。
コスチューム水着の生地の場合
REALISEやPHARFAITE、DiTAH、LEOHEXといったコスチュームブランド系の水着の場合、泳ぐために作られておらず、着て楽しむ、あるいは見せるために作られています。
そういった観点から先述のスポーツメーカー製の競泳水着のような縫製もあまりありません。
生地もレオタードでよく使用されるツーウェイ系の生地が主流です。
ツーウェイ系の生地の特性

ツーウェイ系の生地の特性は、その名のごとく「二方向に伸びる生地」です。
一般的な衣服で使われる生地は伸びても一方向にしか伸びませんが、体操や運動するために開発されたツーウェイ生地は縦にも横にも伸縮することができるものです。
しかしツーウェイ生地で作られた水着であれば、少々サイズのことは考えなくてもいいのか、と言われれば、それは少し違います。
確かにツーウェイ生地は縦横に伸縮しますが、生地の種類によっては縦横同じように伸びない、ということがあります。
この点についてコスチューム水着ブランドを展開するDiTAH開発担当に話をお聞きすることができました。

ツーウェイの生地は確かに縦横に伸縮性能はありますが、生地の種類によって縦横で伸縮に差が出るものもあります。
そのため基本的には伸びる方向を縦で使用します。
水着は縦に伸びるほうが着用しやすいからです。
このようにツーウェイ生地を使ったコスチュームでも競泳水着と同様、縦方向をベースに考えられて作られているようです。
生地の特性をざっくりまとめ
競泳水着の場合
着脱しやすくするため(多少の身長差をカバーする)
泳ぐときは縦方向に進むため、あまり筋肉のコントロールを行うことがない
コスチューム水着の場合
生地によってはよく伸びる方向があるので、着脱のしやすさからそちらを縦にする
競泳水着の場合
筋肉をコントロールするため
コスチューム水着の場合
伸びにくい方向のツーウェイだと着脱しやすさから伸びにくい方向を横にすることが多い
ぽっちゃり系女子モデルの競泳水着サイズの選び方

さて生地の特性を知ったところで、ぽっちゃり女子の水着の選び方について説明いたします。
先程の説明で競泳水着、コスチューム水着ともにそれぞれ理由は違えど、縦方向には伸びやすく、横方向は伸びにくいこともあることを説明しました。
つまり考えなくてはならないのは、身長よりもバスト、ウエスト、ヒップといった3サイズが中心となります。
よくありがちな失敗としては身長ばかりに目がいってしまい、Mサイズを基準として「ぽっちゃりな私だったらLLかな?」と単純にツーサイズ上を狙ってみて、結局入らず失敗するパターンです。
3サイズからサイズを検討する
例えばarenaの競泳水着サイズ表(2023年1月時点)から考えると、
Mサイズの場合、ウェストは大きくて66、ヒップは93です。
例えばヒップが100を超えていれば、少なくともXO以上でMサイズから見た場合はスリーサイズ以上のアップとなります。
このように漠然と身長判断ではなく、実際の3サイズに基づいたサイズ選びが必要です。
ぽっちゃり系女子モデルのコスチューム水着サイズの選び方
コスチューム水着サイズの選び方もぽっちゃり女子の方には同様、3サイズがあくまで検討の起点となります。
スポーツメーカーの競泳水着ほど厳密にサイズの指定は引いていないかもしれませんが、目安になることは間違いないのでご自身のサイズ感にあったものを購入されることが無難かもしれません。
ただしコスチューム水着には競泳水着にはないサイズの選び方があります。
次項以降でいたします。
横方向の生地面積が小さいものは着用しやすい場合がある

それは布面積が小さいものは多少サイズが小さくても着用しやすいことがある、ということです。
先述の通り、ほとんどのコスチューム水着も縦が伸びやすく、横はそうでもない、というのが主流です。
ただしそもそもコスチュームの中には超ハイレグで布面積が小さいものもあります。
このような水着はフリーサイズであることが多いというのもありつつ、横方向の生地部分もほとんどないため、着用しやすいことがあります。
とにかく生地が伸びるものがある

近年LEOHEX、AMORESYといった中華ブランド系で光沢感強めストレッチ素材の水着はとにかくよく伸びるのでぽっちゃり女子でも着用しやすい。
先述のようにツーウェイの生地はどちらにも伸びるが、ある一方向においてはそこまでではない、ということを説明いたしました。
しかし生地の中にはどちらの方向にもとても良く伸びるネット(網)系の生地や、かなり薄手の生地で伸びるものもあります。
このような生地の場合でもサイズを多少意識しなくても着用することができることもあります。
ここ最近ではLEOHEX、AMORESYといったブランドの光沢感強めでストレッチ素材でできた水着が非常に伸縮性よく、撮影時でもサイズ的に多少の融通は効くような感じでした。
もっともこの手の生地は、かなり薄いため撮影会などで着用される際はインナーをしっかり用意しておく必要があるでしょう。
ぽっちゃり系女子の水着選びは身長より3サイズを重点的に
これまでの説明でぽっちゃり女子にとって水着選びで重要になるポイントは3サイズであることを説明いたしました。
水着の製造はS・M・L等で、型紙から正しい寸法で制作されていますので、それに合わせるとなるとやはり自分自身の正しい3サイズを知っておくべきです。
その上で自分自身にあった水着を選ばれることをおすすめいたします。